ハングル：나홀로족

ハングル発音：ナホルロジョク

解説：韓国にも今ではわたし（ナ）一人で（ホルロ）暮らす「ナホルロ族」が溢れている。

家族と離れて暮らすキロギアッパやキロギオンマ、家を出て勉強をしに大都市に出て来た大学生、独立して家を出た会社員、結婚とは距離が遠いシングル族、ここへ独居老人まで合わせると、韓国の一人世帯の比率はほぼ4分の1に肉迫する。だからナホルロ族もわびしくはない。少なくとも、社会的に疎外感を感じはしない。

しかし、一人で暮らすからといって、みんながナホルロ族のメンバーになるというわけではない。ナホルロ族は他の人と付き合わなくても、一人で楽しく余暇を過ごす。趣味もうまく探し出して、楽器演奏や陶器づくりなどに熱中したりもする。したがって、一人で過ごしてとても侘しかったり一晩中泣いて過ごすなら、それはナホルロ族ではなく捨てられた人生であるだけ。

ナホルロ族のためにソウルにも1人用カラオケや1人用食堂が登場したが、おひとり様のための多様な施設はまだ日本に比べるとずっと出遅れている。

※キロギアッパとは・・・もっと単語帳の「キロギアッパ」に説明あり