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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    テンボ / テンボジク:땡보 / 땡보직
  • 解説
    ハングル:땡보 / 땡보직

    ハングル発音:テンボ / テンボジク

    意味:軍隊の中でも勤務やすい職務のこと

    解説:「勤務やすい補職」を意味する軍隊用語だ。昔はテンボの代わりに「マンゴテン」という表現を使った。「マンゴテン」とは、万苦(マンゴ)が終わった(テン)という意味だ。

    テンボという言葉の由来には複数の説が乱立している。

    最も有力な説は、他人からはさぼっている(テンテンイ / 땡땡이)ように見えることから由来したという説。「サンキュー補職(땡큐 보직)」を略した言葉であるとか、そのほかにも複数存在する。

    テンボと似ている言葉にはクルボジク(蜂蜜のような補職)という言葉もある。クルボジクを略してクルボルと言ったりもする。

    基本的に、軍隊は人を楽に遊ばせてくれるところではない。することが無ければ穴を掘って、再び埋めさせたりもする。このため、現役で行ってきた本人が自らの口で「率直に言って、本当に楽な軍生活だった」と告白するならば、テンボを引き受けたと見ることができる。

    テンボの条件
    - 日中、戦闘服の代わりに制服、さらには私服を着て過ごす
    - 軍の部隊で生活していない
    - 非戦闘部隊だ
    - 他の兵士たちと一緒に内務生活をしていない
    - 派遣兵だ
    - 独立した小規模な部隊だ
    - 部隊が都心にあり、施設が良く駐屯地が小さい
    - 個人的な時間が確保されている
    - 休暇がたくさん出る

    このような条件にぴったり当てはまる軍人の補職があるにはある。体育館や公館、政府機関の管理行政兵が代表的な例だ。営外業務であり、私服で勤務するうえ、髪も伸ばして携帯電話も持参することができる。軍隊の給食ではなく、飲食店でご飯を買って食べるため、食事代と追加手当も出される。一般兵士よりも仕事は楽なのに、お金までたくさんの受けとるため、良心の呵責を感じるのが最大の欠点だ。