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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    グィチャニズム(グィチャニズム):귀차니즘
  • 解説
    ハングル:귀차니즘

    ハングル発音:グィチャニズム

    解説:数年前、 ある20代の女性がケーブルテレビの番組に出演した。彼女は1~2か月働いてお金がたまったら、身動きせずに家の中に閉じこもって暮らす。

    生活必需品が無くなってもお店に行くことさえ面倒で便利屋の従業員を呼んで依頼をする。ミネラルウォーターやおかずはもちろん、生理用ナプキンも買って来いとこき使い、髪を洗ってくれとお願いしたこともある。家の掃除はもちろん、便利屋の従業員の仕事だ。多いときには月に15回ほど便利屋に従業員を送ってくれと電話をかけたという。

    彼女は「男友達を使いに出そうとしたけど、男の子たちが怖いと避ける」と笑った。

    それこそ「グィチァニズム」を全身で実践するリーダー格の女性だ。グィチァニズムは「面倒だ(グィチァンタ)」という言葉に、思想や主義を意味する「 ism」を付けて作成されたインターネット上の造語だ。世間万事が面倒だし、面倒なことは絶対しない、家の中でもゴロゴロと過ごすグィチァニズムを実践する人はグィチァニスト(グィチァンタ+ nist )と呼ぶ。

    グィチァニストの中には、横になってゴロゴロしているときはテレビのリモコンを取るために転がっていったり、トイレに行くのも面倒で我慢できずに横になった場所で粗相をしてしまう人もいる。

    グィチァニズムは仕事につけなかった若い失業者や勉強をするため学校と塾を行き来しながらタイトなスケジュールをこなす10代の学生に多く表れる。最近では、小学校5・6年生でも何もしたがらず、グィチァニズムを超えてニヒリズムに陥る傾向にある子供もいる。