ハングル：졸혼

ハングル発音：チョルホン

意味：卒婚。結婚生活を卒業する。法的に完全に他人になる離婚とは異なる。
婚姻関係は維持するが、それぞれの人生を生きる夫婦だ。
結婚せずに同棲する事実婚関係の男女と正反対で、事実上離婚状態や相違なく、法的な夫婦関係だけを維持していると見てもよい。

解説：2004年に日本の作家杉山由美子が発行した『卒婚のススメ』という本に由来する言葉だ。
だから、基は日本にあるという話だ。

怨讐のように憎みながらも、法的な手続きを踏むのが面倒で、婚姻関係を清算しなかった夫婦もあり、定期的に会って良好な関係を維持する夫婦もいる。

同棲する男女が結婚しない理由がいろいろあるように、チョルホンする人もそれぞれ異なる理由があるという話だ。同棲して簡単に別れられるように、チョルホン状態で仲の良い夫婦に戻るのも容易だろう。

チョルホンに対する韓国人の反応が悪いだけではない。

ある調査機関の調査では、未婚男女の57％がチョルホンに肯定的な立場を示し、女性がより積極的なことがわかった。

2016年9月にはMBCでイ・ボンウォンとパク・ミソンのチョルホン生活を扱った『未来日記』が放映されたりもした。この番組でパク・ミソンは、今後も活発な放送活動を続け、1人で高級レストランで食事をするなどの華やかな生活をしたが、イ・ボンウォンはラーメンを作って食べ、妻の空席を恋しがる姿を見せた。

少し前に70代俳優ペク・イルソプがTV朝鮮『人生ドキュ マイウェイ』でチョルホンを宣言した。
40年以上の結婚生活を続けてきたペク・イルソプは、「家の人に俺、出ると言って出た」と打ち明けました。

ペク・イルソプの場合のように、このようにそれぞれの人生を生きるためには経済的な支えが必要だ。
夫婦両方が干渉したり、助けを与えることなく、自分の生活を営むことができなければならないが、このような理由でチョルホンは経済的に余裕のある階層でよりブームを成す雰囲気だ。