ハングル：단톡방

ハングル発音：タントクバン

意味：「단체 카카오톡 방（団体カカオトーク部屋）」を短くした言葉。カカオトークで3人以上が入ったチャットルームを指す。カトクではなく、他のSNSサービスでも3人以上が利用するチャットルームをタントクバンと呼ぶ。

解説：タントクバンが3人以上が利用するといって開設した時から3人が必要ではない。1人で複数の他人を選択して開設することもできる。開設者がタントクバンの部屋長（房長）になることもない。開設者は、一般的な参加者になり、参加者の意見収集を部屋長が決められる。タントクバンは参加者の性格によって、業務型、集まり形、親睦型に分けられる。

業務型は、主要な取引先を相手にするチャットルームで、団体会話ではなく1対1の会話が主流を成す。

タントクバンの中で最も多い集まり型は、大学の入学サークル、中・高校のクラストーク部屋、会社の入社同期部屋、同窓会部屋、同好会部屋、保育園や各学校の保護者部屋、アパートの主婦の集まりである婦人会部屋などがある。年を重ねた人たちのタントクバンには、子どもの結婚、親の喪などの扶助金を払わなければならないことが多く上がってくる。

親睦型は、親しい友人同士で開設したチャットルームだ。20~30代男性のタントクバンならポルノサイトへのリンク、各種エッチな写真などが飛び交う珍妙な部屋に変質する可能性もある。たまにこのようなタントクバンに上がってきた写真や動画が外部に流出し、物議をかもす。タントクバンでたまにハプニングも起きる。

某大学では、科のタントクバンで科代表として活動する女性が公知文をあげたが、普段から彼女を崇拝してきた男子学生が告白をした。以来、学生たちが事態の推移を気にしたが、科代表の女子学生がタントクバンから退室することで事態が終了した。
タントクバンの会員の学生たちは、「これから公知事項を誰が上げてくれるの？」と残念がったという。