ハングル：면제로이드

ハングル発音：ミョンジェロイド

意味：兵役義務の免除を受けるために実力以上の活躍を見せること

解説：兵役義務免除とステロイドの合成語だ。オリンピック（銅メダル以上）やアジア大会（金メダル）で良い成績を残して兵役免除を受けるためにまるでドーピングでもしたかのように超人的な活躍するという意味だ。FAroidから派生した言葉だ。

FA（free Agent. 自由契約選手）を控えた選手たちは、移籍金や年俸を上げるために死ぬほどの努力をする。無理をして成績を引き上げて体が壊れたせいで高値で契約をした後にめちゃくちゃになる場合もある。そんな時は「FA食い逃げ」という悪口も言われたりする。

兵役免除がかかったオリンピックやアジア大会に出場する選手たちもFAを控えた選手に負けず劣らず禁止薬物を服用したかのように競技場を駆け巡る。そして彼らの超人的な活躍でメダルを取る時もある。

2018年冬季オリンピックで免除ロイドの新しい主人公が誕生した。一般人には何かも分からない種目であるスケルトンのユン・ソンビン選手。1001分の1秒を争うこの種目で2位の選手と、なんと1秒63という差を見せて金メダルを首にかけた。

特に彼は2013年、Facebookに「私は必ず軍隊の免除を受けて見せる」とコメントしていたことが知られ、免除ロイドの効果がどれほど優れているか改めて証明した。