記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
HOME > 新造語辞典

  • タイトル
    チクサ:찍사
  • 解説
    ハングル: 찍사

    ハングルの発音:チクサ

    意味: 写真を撮る人、または直接撮った写真

    解説:

    2つの意味が共に使われている。

    写真を撮る人(撮る、찍다+士、사)、または、直接撮った写真(直撮、찍직+写、사)

    携帯で誰でも簡単に写真を撮るようになった近頃は、後者の意味がより多く使われるほうだ。

    写真を撮る人という意味は以前からよく使われてたし、江原道(カンウォンド)地方ではカメラマンを称する方言だった。

    最近、写真を撮る人は本当にありふれている。
    どこでも見ることができる。
    「わあ、美しい!」、感歎詞が出てきた瞬間、どこかでパシャッという音が聞こえる。カメラのシャッターも必要ない。

    ただ友達と話をしていた携帯電話の用途をカメラに変えればいいだけだ。
    公園を歩きながらもパシャッ、ご飯を食べながらもパシャッ、道路で何かおもしろいものを見た時もパシャッ、だからチクサはあふれている。全国民がチクサになった気もする。

    遠い昔は、カメラも貴重な頃があった。
    心から尊い息子が高校を卒業する時に、記念写真を一枚撮ってくれる人を見つけられなくて困った頃もあった。

    話が出たので続けると、子供を育てる親は自然にチクサに変身する。
    平穏に寝ついた姿、話をする姿、ハイハイと這って行く姿、よろめいて尻もちをつく姿を撮っていれば写真を撮る技術も日々、発展するだろう。

    サムスングループの長女であるイ・ブジン、ホテル新羅社長も毎年、チクサに変身する時があるそうだ。
    小学校に通う一人息子が発表会で舞台に上がる度に、近くに行ってずっとカメラのシャッターを押す姿は息子を心から愛する普通の母親とまったく同じだと報道されたりもした。

    母親だから同じなのは当然だろう。