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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    ヨルロジョク:욜로족
  • 解説
    ハングル: 욜로족

    ハングルの発音:ヨルロジョク

    意味: YOLO族

    解説:

    YOLO族。You Only Live Onceの略字。君の人生は一回だけだから、楽しめる時に思う存分楽しんで生きろという意味。

    昔からあった言葉だが、2011年にカナダ出身のラッパー、ドレイク(Drake)が『The Motto』という曲で言及しながら全世界的に流行り始めた。

    本来は自殺と同じような無謀な行為をする前に叫ぶ感歎詞のように使われていた。
    実際に、21歳のラップアーティスト、エビン・メッキネス(Ervin Mckiness)が自動車事故で亡くなってから知れ渡った言葉でもある。飲酒状態で時速190キロメートル以上の速度で疾走して壁に突っ込んで事故に遭ったが、事故の前に載せた最後のツイートに「YOLO」が言及された。

    西欧では、嘲笑を浴びる言葉だが、韓国では意味が完全に変わってしまった。
    Carpe diem、「今日を楽しんで生きろ」というとても肯定的な意味だ。

    主に20~40代の若い層で自分を格好よく見せたい時に使っていたが、メディアさえ本来の否定的な意味を無視して流行に合わせて使っている状態だ。

    もしかしたら恋愛も結婚も簡単ではなくて、超高齢化社会のせいで将来さえ暗黒なため、「人生なんてたいしたことないさ、今を楽しむべきだ」という心理が作用したせいかもしれない。

    しかし他人に合わせてヨルロをしようとすれば家庭が滅びる可能性もある。

    実際に、女性ユーザーが多いコミュニティにこういう文が載ってきたりもした。

    「犬のようなやつめ
    私だって遊び方を知らなくて遊ばないんじゃないわ
    ヨルロ病にかかって週末にいなくなるのは日常茶飯事
    どこにいるのか尋ねれば、少し気分転換をしに外に出ているから干渉するなと叫ぶ
    突然、車を変えたいとたわごとを言う
    人生は一回だけだから外車に乗りたいとか言っている

    私も一度しかない人生だから離婚もしてみて再婚もしてみて殺人もしてみたいと言ったら、黙った。
    一度しかない人生だから牢屋に一度入ってみるのもいい人生じゃないかと悪態をついたら、静かになった」

    一回だけの人生、楽しんで生きればどれほどいいだろうか?
    そうしたいが現実が許してくれない。