ハングル： 횰로족

ハングルの発音：ヒョルロジョク

意味：ひとりで人生を楽しむ人々

解説：

「私一人で」+ヨルロジョクの合成語。人々との関係から抜け出して自分だけの人生を楽しむ人々。

一回だけの人生、楽しんで生きよう。
話すのは簡単だが、そのような人生を享受するのは冒険に近い。

老後の生活の方が心配ならば今日の楽しみを諦めなければならない。
きっとどうにかなるだろう、いい加減に過ぎ去ろうとしても、明日のことが心配なのに、どうやって今日を楽しむことができるのだろうか？
周りも、放っておかないだろう。
結婚をしていれば配偶者の顔色を伺わなければならないし、未婚ならば両親と親戚、先輩や後輩の視線が痛く突き刺さるだろう。

「そんな風に生きていては…」
このような話を数十回、聞き流してこそ今日を楽しむことができるようになるだろう。
何をして今日を楽しもうか？

ヒョルロジョクのほとんどは食道楽で楽しみを見つけるそうだ。
ワインを楽しむヒョルロジョクの中には一か月分の給料をはたいて1本に数百万ウォンのワインを買ったりもするそうだ。

ヒョルロの中には、オタクも多い。ヒョルロ生活をしてみてオタクになったのか、幼い時からオタクだったから、ヒョルロだと宣言したかは区別しにくいが、週末に一人でフィギュアを買いに日本旅行をするヒョルロジョクも結構多いそうだ。

楽しい人生のために趣味で陶芸をして専門家になった人もいる。SNSに自分が作った物だと言って作品の写真を載せたところ、「売る気はありませんか？買いたいです」という問い合わせが入ってきたため、販売サイトを開設した人もいるそうだ。副業が主な仕事になってしまい、いい作品が出来ないとストレスを受けるたりはしないのだろうか？