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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    ソンジョル:손절
  • 解説
    ハングル: 손절

    ハングルの発音:ソンジョル

    意味: 損切り

    解説:

    証券用語であるソンジョルメ(손절매、損切売)から由来したインターネットの新造語。関係を断ち切るという意味であり、損害をこうむって縁を切る状況に使われる。

    最近、韓国で最もイシューになった芸能人は歌手チョン・ジュニョンだ。携帯電話に入っていた恥部が赤裸々になった後、彼と親密な関係だと自慢していた知人たちがソンジョルをするために必死になっている。

    ピットゥで物議をかもしたラッパーのマイクロドット(Microdot)も自分のInstagramからチョン・ジュニョンの痕跡を消した。自分のピットゥはチョン・ジュニョンの内容に比べたらとても些細な誤ちに過ぎないとうことだろう。チョン・ジュニョンとの記憶を削除しながら、素早くソンジョルをしたが、過去の行跡が明らかになって怯えている芸能人は一人や二人ではない。

    ソンジョルは先程話したように、証券分野で使われるソンジョルメから派生した。暗号貨幣ビットコインが跳ね上がるとは知らずに、一気に上がってから急降下し始めた後に「メ(매)」がなくなって「ソンジョル」という言葉が広がり始めた。悠々と青空を飛ぶワシ(매)が消えたようだ。

    仲のいい友達が何かにすねて背を向ける時も使われて、親子間、兄弟間、男女の間でも使われる。こういう場合、縁を切るという意味になるだろう。団体ゲームをして無理なプレーで自ら危機をもたらすチーム員を置いて逃げる時もソンジョルという言葉が登場する。(そう言えば、筆者もソンジョルされたことがある。20代前半の頃、友達3人でいた時、8人に囲まれたが、1人がこっそりと逃げたのだ。友達の中で図体が一番大きかったのに。幸い殴り合いが起こる事態にはならなかった。)

    2010年代初期に、好きなコンテンツが内部または、外部的に問題が生じて抗議や建議を通じて解決しようとしていた消費者がこのような生ぬるい処置では事態を解決するのは不可能だと感じて、最初から買わないとして背を向けた。このような場合もソンジョルだ。好きなコンテンツを再び利用できなくなったので消費者も少しは惜しいと感じるだろう。

    惜しいが関係を切る消費者の一声。うまくいかないから関係を断ち切る。だからソンジョルは時々「コジョプ(新造語事前参照)」と共に使われることが多い。