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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    ノプ:너프
  • 解説
    ハングル: 너프

    ハングルの発音:ノプ

    意味:「ある相手の能力が低くなった」という意味

    解説:

    「ある相手の能力が低くなった」という意味。オンラインゲームから生じた言葉が他のコミュニティやオフラインに進出して意味が拡張されて品質が低くなったことにも使われる。反対話はバフ(Buff)。

    ノプという言葉は、一体どのように生まれたのだろうか?

    ノプ(Nerf、ナーフ)はアメリカのおもちゃ会社ハズブロ(Hasbro)社の模型武器と運動器具の商標だ。BB弾と同じ丈夫な素材ではなくて専用スポンジダーツを発射するので、非常に安全なおもちゃだ。形はとても立派に見える。

    形はぞっとするほど凄まじいが、殺傷能力はゼロという意味だ。

    おもちゃのこのような特性が新造語「ノプ」に反映された。

    発端は、オンラインコンピュータゲームの元祖の1つである「ウルティマオンライン」から始まった。ゲームがたくさん広まって、開発会社が全体のゲームユーザーのバランスを合わせるために、近接攻撃用の刀の殺傷力を低くした。新しく変わった刀を使ったユーザーはノプ商標のおもちゃである野球のバットを振り回すようだと語った。そうするうちに品質が低くなったという意味になったのだ。

    特定のキャラクターの技術が過度に強い場合、相対的剥奪感を感じたプレーヤーが開発会社や運営スタッフに「ノプ!」を要求しながらも、実際に機能や能力を下方調整すれば死蔵したとか滅びたとぶつぶつ言う。それでもゲームだからまだいいが、自動車や家電製品がノプされれば、世の中が騒ぎ出すだろう。