ハングル： 밤바리

ハングル発音：バムバリ

意味： 「夜にバイクに乗って外出をする」というライダー用語。

解説：

「夜にバイクに乗って外出をする」というライダー用語。昼間にバイクに乗ればナッバリ（낮바리）、バイクに乗ってカフェに行けばカフェバリ（카페바리）、クィア・カルチャー・フェスティバルのパレードに参加するバイクはクィポバリ（퀴퍼바리）と言われる。

夜、昼間、カフェは分かるが、なぜバイクを乗り回すことを「バリ」と呼ぶのだろうか？
耕運機やバイクにたくさん積んだ荷物を「バリ」と呼ぶが、明確な語源はない。

もしかして、このような状況のせいではないだろうか？

バイクに乗っている友達を見てうらやましくて衝動買いをしてしまった女性は保険料だけ払って、まだ乗る意欲を出せないでいる。

見るに堪えない母親が、からかうような声で尋ねる。
「バイクを買ったのに乗らないの？」
「今、乗りに行こうかしら？乗りに行くわ」
「今は夜よ、危ないでしょ！」
「それじゃ、明日の昼間に乗ればいいわ」
「昼間は道に車が多くて危ないでしょ！」
「それじゃ後で乗ろう」
「高いお金を払って、バイクを買っておいて乗らないのね」

もしかしたら「バリ」という言葉は、女性のライダーが増えて生じたのかもしれない。

辞書を引いてみればバリに「牛や馬の背中にたくさん積んだ荷物」以外に「女の茶碗」という意味もある。
深い鉢と形が似ているけど口が少し狭くて、下の部分が膨らんでいて、ふたに取っ手がある器がバリだ。



バリは解放された亡者に転生の準備をさせてあげる王女の名前だ。王室で七番目の娘として生まれたバリは見捨てられたが、死の病にかかった父親（王様）を生かすために冥土旅行に出発した親孝行娘だ。

不安を抱えて初めてバムバリをする瞬間、目に映る夜景は単純な風景以上だ。もしかしたら風景の中に入るかもしれない。昔のバリ王女が冥土旅行をするようにだ。