ハングル： OME / 눈갱

ハングル発音：オメ/ヌンゲン

意味： 「Oh My Eyes!」を短くした言葉。見てはならないもの見て、それを大げさに表現する時に使う言葉。

解説：

「Oh My Eyes!」を短くした言葉。見てはならないもの見て、それを大げさに表現する時に使う言葉。 似た意味を持った言葉で「ヌンポン」（눈뽕）、「ヌンゲン」（目+Gangbang、눈갱）、アングテロ（眼球テロ、안구태로）などがある。韓国ではプロゲーマーがレベルの低い選手たちの試合を見て、目を覆って叫んだ言葉が流行して広がった。「オメ！」が感歎詞として使われたりもする。OMEから派生した言葉が「見てない目、買います」であり、反対語はヌンホガン（目の贅沢）だ。

俳優や歌手もそうだが、運動選手もファンたちに公約を掲げる時がある。
韓国のプロ野球選手も時々公約を掲げる。優勝に対する希望が切実なほど、公約のレベルは高まる。

2017年のシーズンを迎えて、KIAタイガーズのエースである投手、ヤン・ヒョンジョンは「優勝すればガールズグループのダンスを踊る」という公約を掲げた。その年、KIAタイガーズは正規シーズンと韓国シリーズで統合優勝を取った。

公約を守らなければならない番だ。
12月1日、KIAタイガーズは光州（クァンジュ）女子大学校の体育館で選手団全員とファン6000人が一緒に過ごす場を持った。

ヤン・ヒョンジョンは、チームの同僚であるシム・ドンソプ、イム・ギヨンなどと一緒に舞台に上がって歌手、SUNMIの歌『Gashina』に合わせて踊った。

ファンたちの反応は?
一方では、大声を出して大騷ぎが起こったりもしたが、ほとんどはOME! 、「見てない目、買います」だった。

男性芸能人やスポーツスターが、ファンたちに楽しみをプレゼントするために女装をする時が時々ある。時には同じ男たちの心も奪うが、OMEを誘発する時も多い。特に体格が立派なスターがセクシーな衣装を着て登場した時は、いっそ目を閉じてしまうだろう。

OMEが相手を無気力にさせる戦略にも使われる。
歴史的には中国の魏、蜀漢、呉が対立した三国時代以後、呉の武将、陸胤が「趙嫗の乱」を平定する時に使った戦術が有名だ。

勇敢な処女の武将、趙嫗を倒す方法がなかったので陸胤は、兵士たちに糸一つまとわずに全裸で踊れと指示、これを見た趙嫗が恥ずかしくて動揺し慌てたのだ。その隙を利用して攻撃し、趙嫗の軍はまともに戦うこともできないまま敗退してしまったのだ。