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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    シルド:실드
  • 解説
    ハングル: 실드

    ハングル発音:シルド

    意味: シールド、保護者、防御者

    解説:

    Shield(盾)。インターネット隠語としては保護者、防御者の意味で「シルドを張る」(실드 치다、シルドチダ)という形で使われる。

    問題を一つ。
    「シルドを張る」と「シルドで打つ」(실드로 치다、シルドロチダ)は同じ意味だろうか?
    違うって?

    そうだ。全く違う言葉だ。
    「シルドを張る」は降り注ぐ矢に露出された人がケガをしないように、その前に立って盾で止めるという意味で、「シルドで打つ」は盾を持って「やっと助かった」と安心した瞬間、盾で力いっぱい殴る行為だ。

    シルドで打つ人が初めから殴る気があったのかは確実ではない。最初は、盾になるつもりだったが、相手の態度がひどすぎて見ていて、「もう知らない、俺も一発殴ってやる」と心変わりする場合もある。

    予想外の場合もある。
    盾になってあげたのは事実だが、弁護する過程で「この人はそのような嘘をつくほど賢くもないし、何か底意を持つほどの度胸もない人です」と相手を馬鹿にして逆効果になってしまう場合も「シルドで打つ」に該当する。

    矢を防ごうと盾をあっちこっち振り回して不本意に一発殴ってしまったようだ。

    死に物狂いで「シルドを張る」人もいる。
    自分の評判が下がって、大切な時間と努力、お金を費やして盾になってあげる人なのに、このような場合を「血のシールド」と言う。

    インターネットで使われる「シルドを張る」には、若干否定的なニュアンスが含まれている。
    非難を受けてる人に代わって状況を説明して、くだらない言い訳もならべて、同情論で訴えるのに十分な論理や状況証拠があるというよりは、むやみに片方の肩を持つのだ。

    このようにシルドを張る人は意外に多い。
    芸能人の大ファン、特定の政治家に対する盲目的な追従者、シルドはこの時代のまた他の頭痛の種でもある。

    RTSインターネットの戦略ゲームである『スタークラフト』のキャラクター、プロトス(Protoss)