ハングル： 닉값

ハングル発音：ニクカプ

意味： 自分のニックネームに合う言動を指す言葉。

解説：

Nickname+価値の合成語。自分のニックネームに合う言動を指す言葉。

孔子の弟子、子路が孔子に尋ねた。
「衛の君主が、先生をお呼びして政治を任された場合、先生は何から始めますか？」
「それは、もちろん名を正すだろう」（正名）
「先生は、とてもじれったいです。どうして名を正そうとするんですか？」
「君子は自分の知らない点については口をつぐむものだ。もし名が正しくなければ、話の筋道が通らず、話の筋道が通ってなければ、政治がまともに成り立たず、政治がまともに成り立たなければ礼楽は復興せず、礼楽が復興しなければ、刑罰が正しく適用されず、刑罰が正しく適用されなければ、人民は何をどうすればいいのか分からなくなるだろう」

孔子の言葉はこのように続く。
「君子は何かに名づける時は、必ず主張と結び付けなければならず、主張をしたなら実行に移さなければならない」『論語 子路篇』

孔子の正名思想は「君君、臣臣、父父、子子」8文字に要約される。

千年前の古い正名が今日、ニクカプになって戻ってきたのだ。

庚子年の新年には、
名前負けして生きるのか、
朝夕と鏡を見ながら、
自分自身に聞いてほしい。