ハングル： 몸또

ハングル発音：モムト

意味：わいせつ動画を撮影させて、その動画を拡散すると脅迫することを戯画化した言葉

解説

モムケム・フィッシング+ロト（宝くじ）の合成語。周りの人物がモムケム・フィッシングにかかって動画が拡散した時、宝くじに当たったようだと戯画化した言葉。

モムケム・フィッシングは裸を見せほしいと頼み、裸が映ってる写真と身元情報を突き止め、それを周辺に広めると脅して金を巻き上げる詐欺手法だ。
突然、知らない女がチャットルームに入ってきてビデオ通話をしようとしたり、パソコンとスマートフォン間に連動が可能なアプリで会話をしようという提案をしたら、モムケム・フィッシングの可能性がほぼ99.9%だ。

性に対する好奇心が旺盛な10代の男子生徒が捕まえられる可能性が高いが、寂しい大学生や農村の独身男性も詐欺師たちにとっては獲物となる。
単にお金を取られるだけにとどまらないです。 詐欺·脅迫に明け暮れる連中は、裸の写真や自慰する映像は知人に送ったり、インターネットに無作為にばらまいたりします。 ややもすれば人生を台無しにするかも知れないです。

実際に2014年には大学生のイムさんが裸のチャット写真を流布するという脅迫に耐え切れず、ソウル光化門（クァンファムン）の23階の屋上から飛び降り自殺する悲劇も起きた。2013年には、忠清北道（チュンチョンプクト）堤川（チェチョン）に住む34歳の青年が同じ理由で命を絶ってしまった。

どれほど愚かであれば、このような詐欺にひっかかるだろうかと「モムット」（モムケム＋また） という言葉も使われていたが、一方では性について無知で、寂しさに震えるこの時代の青年たちの姿が残念でもある。