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イ・ゴニ 状況急迫し近隣の順天郷病院で心肺蘇生

応急処置後、サムスンソウル病院へ移して施術 

  • ◆李健煕(イ・ゴニ)会長入院/分秒争った危急状況◆

    李健煕サムスン会長(72)が急性心筋梗塞で心肺蘇生と救急心臓施術を受けた先週末は、分秒を争う危機的な状況だった。心臓発作が発生すると全身の血液循環が中断するため、すぐに措置を取らなければ、死亡または深刻な脳損傷が起こりうる。幸いなことに、初期の救急処置がうまく行われて施術にも成功し、会長は現在安定した状態に回復していると伝えられた。

    李会長は去る10日午後10時10分頃、漢南洞(ハンナムドン)の自宅で呼吸困難と胸の疼痛症状を見せた。執事は緊急状況が発生したと判断してサムスングループ秘書室に知らせ、秘書陣は順天郷病院側に応急処置の準備を要請した。李会長の自宅と順天郷ソウル病院は車で8分の距離だ。分秒を争う危機的な状況だったため、自宅から最も近い病院を選択したわけだ。

    午後10時56分、順天郷病院の救急室に到着するやいなや李会長は心臓発作の症状を見せた。ソ・ユソン順天郷病院長を含む医療スタッフは、すぐに心肺蘇生術(CPR)を約8分間実施した。続けて、李会長の気道を確保するために気管支挿管を行った。心肺蘇生などの応急処置を終えた時間は10日午後11時44分頃だった。すばやい沈着な対応で、時間を無駄にせずに治療を受けることができた。

    順天郷病院の関係者は、「サムスングループの方が急病患者としていらっしゃるという話を聞いて急いで病院に来たが、李健煕会長だとは思わなかった」とし、「心臓発作が発生すると、どれだけ迅速に心肺蘇生を行うのか応じ、生死をはじめとする症状予後が決定されるため、迅速に対応した」と語った。

    これに先立ち、サムスンソウル病院の救急車が順天郷病院に到着していた。李会長は救急車で11日午前0時40分、サムスンソウル病院に到着した。

    宋在焄(ソン・ジェフン)サムスンソウル病院長、オ・ジェゴン心臓・脳血管病院長などをはじめとして、心臓内・外科や呼吸器内科の教授級の専門家たちは集中治療室で李会長の健康をまずチェックし、心臓施術を行った。施術は20~30分程度かかった。

    李会長が受けた手術は「ステント留置術」だ。一般的に、心筋梗塞の患者に狭くなった血管を広げるために行う血管拡張術だ。すべての施術と診療処置を終えた時間は11日午前2時頃だった。
  • 毎日経済_キム・デギ記者/ユン・ヂノ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-05-11 21:54:37