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「雲が描いた月明かり」キム・ユンソン役のジニョンが放つ宝石のような魅力

「雲が描いた月明かり」 

    グループB1A4のジニョンが「演技ドル」の標本を見せてくれている。

    去る10日午後に放送されたKBS2『雲が描いた月明かり』15話では、キム・ユンソン(ジニョン扮)がキム・ホン(チョン・ホジン扮)に自分の本心を伝える姿が描かれた。

    この日、キム・ホンはキム・ユンソンに「まさか内官の真似をする逆賊の娘に心を寄せているのか。この馬鹿者が。女を描きたいのなら、話せと言ったではないか」と怒った。

    これにキム・ユンソンは「お爺様のようにですか。一晩抱いて、捨てればよいのですか。女性であっても人でもあっても、子どもだったとしても、必要だったら抱いて、使い終わったら捨てて、それがわが家門の伝統ですか。私は私だけの絵を描いて生きていきます」と宣言し、キム・ホンとは違う人生を進むという意志を明らかにした。

    『雲が描いた月明かり』でジニョンはアイドル出身の演技者ということを忘れさせるほど、時代劇のトーンにふさわしい安定した発声と演技力で好評を博している。最近では派手なアクションシーンを代役なしで直接消化して「ダーク・ジニョン」に変身して女心をひきつけた。また、「温無破奪(温かさはないが、女性の心を壊し奪う)」というニックネームらしく、暖かさと冷たさが共存し、限りなくソフトに見えても、簡単に胸の内を見せない、宝石のような難解な魅力を披露している。

    ジニョンのこのような特別な魅力は、これまで様々な映画やドラマで積み重ねてきた演技力とジニョンが持つ独特のビジュアルも一役買っている。B1A4のデビュー当初からジニョンは「マンチッナム(漫画から飛び出してきたような男性)」と呼ばれ、従来の男性芸能人とは全く異なる細いラインの外形的な雰囲気で人気を集めた。特にまだ20代にもかかわらず、善と悪の両方を持ちあわせた「おぼろげな」目つきは、「演技者」として見せることができる限りない可能性を持っているという評価だ。

    さらに『雲が描いた月明かり』でジニョンは劇中、イ・ヨン(パク・ボゴム扮)とは全く異なるキャラクターで「朝鮮のシムクン(胸キュン)男」として愛されており、多くない分量にもかかわらず、シーンスティラーらしい存在感を発揮している。ジニョンの今後の俳優としての成長の可能性がより一層期待されている理由だ。
  • MBNスター ソン・ジナ記者 / 写真=KBS2放送画面キャプチャ | (C) mk.co.kr | 入力 2016-10-11 14:48:05