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「Mother」初放送 イ・ボヨン×ホ・ユルがかけた70分の魔法

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    信じて観る」女優イ・ボヨンと子役ホ・ユルが出会うと風は突風になった。彼らは70分が7分に感じられるほどの圧倒的な演技力で視聴者をひきつけた。

    去る24日に初放送されたtvN水木ドラマ『Mother』1話では、冷たい先生スジン(イ・ボヨン扮)が母親に捨てられた8歳の女の子ヘナ(ホ・ユル扮)の母親になることを決心した後、ヘナを連れて去る姿が描かれた。

    スジンは他の子どもたちとは少し違うヘナに出会い奇妙な感情を感じた。

    ヘナは家庭で虐待を受ける子どもたちと似たような様子を見せた。他人に対して大きな関心を見せなかったスジンはヘナがしきりに気になった。

    ヘナは実の母ジャヨン(コ・ソンヒ扮)とジャヨンの彼氏ソラク(ソン・ソック扮)と一緒に住んでいた。ソラクはヘナを絶えず苦しめながら楽しんだ。しかし、ヘナは母親に捨てられないためにソラクの虐待を我慢した。

    ソラクの虐待は日に日にひどくなった。ジャヨンはソラクの顔色をうかがいヘナに冷たく接した。結局ジャヨンはヘナをごみ袋に入れて家の前に捨てる冷たい母親の姿を見せるまでした。この現場を見たスジンはヘナと一緒に去ることに決心した。

    子どもの母親になっていくイ・ボヨンの繊細な表情と目つきの演技は「やっぱりイ・ボヨン」という絶賛をかもし出すのに十分だった。先立ってSBSドラマ『神様がくれた14日間』でも母性演技を見せてくれた事があるイ・ボヨンは、制作発表会でも「一人の子どもの母親になった後、児童虐待問題に対する社会的関心を持つようになった」とし、「真正性を持って演技しようと思う」と涙の覚悟を表わしたことがある。その覚悟のようにイ・ボヨンの演技も圧倒的だった。

    「信じて観る」女優イ・ボヨンと演技呼吸を合わせながら引けをとらない子役ホ・ユルの演技は感嘆をかもし出すのに十分だった。東京ドラマアワード4冠に輝いた同名の日本ドラマを原作にした『Mother』の子役芦田愛菜は、当時6歳とは信じられない演技力を披露し突風の核になった。これにホ・ユルの演技がリメイク作『Mother』の成否を決めるという反応が支配的で、ホ・ユルはこれ見よがしに母親に愛されず虐待される危機の状況を深い感情線で表現した。

    イ・ボヨンの選択は正しかった。そしてホ・ユルを選択した『Mother』の制作陣の選択も正しかった。彼らが作り上げる深いハーモニーがより一層期待される理由だ。

    一方、『Mother』は毎週水、木曜日午後9時30分に放送される。
  • スタートゥデイ シン・ヨンウン記者 / 写真=tvN放送画面キャプチャ | 入力 2018-01-25 07:01:01