狭帯域IoTは短い距離で通信するBluetoothやWi-Fiとは異なり、既存のLTE基地局をベースに通信事業者がサービスする全地域で、小さな容量のデータを低消費電力でやりとりする通信標準技術だ。「エクシノスi S111」は、データを送受信していないときはスリープモードに切り替えて消費電力を最小化するなど、AA型電池2本だけで狭帯域IoTの完成品を10年以上も使用することができる。特にIoT製品に不可欠なデータのセキュリティを強化するために、パスワード・復号化管理、ハードウェア的なSSS(Security Sub System)を搭載した。