A. | ドラマを見てセット場だと思った上の写真はセット場ではありません。実際にある場所です。 『都会の男女の恋愛法』が放送される以前にも、襄陽はドラマのロケ地として脚光を浴びていました。久しぶりにキム・ヒエが出演し、28.4%の高視聴率を記録したJTBC『夫婦の世界』も、ハジョデ海水浴場が画面に映し出されました。tvNのドラマ『サイコだけど大丈夫』ではフジン港の防波堤と灯台が紹介されており、『神との約束』、『ウララ・カップル』では襄陽ソルビーチと降峴面(カンヒョンミョン)のカフェが登場しました。 襄陽がドラマのロケ地として浮上した理由はソウルから近く青い海と広い海辺、海に面したきれいなカフェ、雪岳山(ソラクサン)国立公園、関東八景のうちの一つである洛山寺(ナクサンサ)と韓半島最古の新石器時代の遺跡など見どころが多いからです。 さらに全国でPM2.5が一番少ないクリーン地域というメリットもあります。新型コロナウイルスじゃなければ、マスクをする理由が 全くないということです。 以下の地図を見れば分かると思いますが、襄陽には国際空港もあります。 全然そうではありません。 ワールドカップが開かれた2002年に開港した襄陽国際空港は規模の面では仁川(インチョン)、金浦(キムポ)、済州(チェジュ)に続いて4番目に大きいです。しかし利用客がほとんどいないです。開港当初は襄陽と上海を結ぶ国際線など16便が運航しましたが、正規路線ではほとんど途絶えています。近くの束草(ソクチョ)飛行場にお客さんのほとんどを奪われている状態です。 襄陽に来る人々を増えさせたのは、ソウルと襄陽を結ぶ高速道路です。この高速道路が開通し25,000人を脅かしていた襄陽郡民の数が再び増加に転じました。 2021年現在、630.08平方キロメートルに郡民の数は28,006人です。人口密度が45人にもならないから閑静な所です。このように静かな所ですが、以前紹介したソウル-襄陽高速道路の他にも東海高速道路、7号線、44号線、56号線、59号線が通っているため交通はずいぶん楽な方です。 交通の利便性が高く、ひっそりとした場所を訪れるドラマ制作者としては最適の場所です。 初めて襄陽を訪れる方なら9月に行くことをお勧めします。 海水に足を浸すには少し肌寒いのが欠点ですが、静かな海辺でお茶を飲むロマンも楽しみどころで、雪嶽(ソラク)の秋の趣もなかなか味わえます。 また、襄陽が誇る天然松茸の季節でもあります。 この頃には松茸祭りも開かれるのですが、珍味も味わって知人へのお土産を用意することもできます。 |