A. | 2010年12月9日夕方、DCインサイドの猫ギャラリーに「キャッソウ(Catsaw)」というニックネームで4枚の写真と文章が掲載されました。 「チャチャ」という猫について、猫を大事にする人たちが自分に悪口や侮辱感を与えずに説得させたら助けてあげると言って、ゲームをするために載せた写真です。 サイコスリラー映画『Saw』の殺人鬼「ジグソウ(jigsaw)」を真似して行った犯罪と推定されます。写真の中の猫は下顎が丸ごと切られて出血していますが、ギリギリ生きている状態でした。 関連団体に情報提供があり、警察が捜査を始めましたが、原本の掲示物はすでに削除された状態でした。サーバーに保存されている住民登録番号やIPさえ削除され、捜査は開始から難関に直面しました。 動物虐待犯「キャッソウ」に初めて500万ウォンの懸賞金がかけられたりもしました。犯人と目された容疑者がいなかったわけではありませんが、いずれも該当事件とは無関係であることが明らかになりました。結局、犯人を捕まえることができませんでした。そんな中、関係ない人が犯人とされ、サイバー捜査隊によって電話番号や顔写真まで、身元が公開されるなど、ひどい目に遭いました。警察の取り調べの結果、容疑がないことが明らかになりましたが、本人は自殺まで考えたほど心理的な圧迫を受けたそうです。 キャッソウ事件に登場した猫の「チャチャ」がどうなったのかも知られていません。 しかし、猫のウンビが殺された状態で発見されました。 事件が発生したのは2010年6月末。 動物愛実践協会は、ホームページに「20代の女性に無惨に暴行されて殺害された猫のウンビ」という告発状と共にCCTVの映像を公開しました。およそ8分ほどの映像には、1人の女性が猫を足で踏んで蹴飛ばす様子が映っていたのです。 猫は女性の飼い猫ではなく、隣の猫でした。主人が寝てる間に開かれたドアの隙間を通じて廊下に出て、ひどい目に遭い、オフィステルの10階から落ちて息を引き取ってしまいました。 加害者の女性は猫の飼い主にまで暴言を吐き、同行した警察にまで暴言と暴行を加え、波紋を広げました。 加害者の女性は「酔っ払って彼氏とケンカをしたあとだったので覚えていない」と言い逃れしましたが、ハイヒールを履いて無言で歩いていた場面が公開されたため、覚えていないのは嘘だと思われました。 猫のウンビを殺害した女性は動物保護法違反容疑で告発された後、器物損壊容疑が認められ、懲役4か月と執行猶予2年を宣告されました。 上記の2つの事件ほど深刻ではありませんが、ウェブトゥーン作家が韓国産の在来種の猫を侮辱したとして物議を醸したことがあります。 問題の作品は2012年「Daum」に連載したイ・ウォンジン作家の「犬とウサギの主人」の一部分です。 何より韓国の在来種の猫は毛がとても硬く、頑丈で、人間の皮膚に刺激が強くて、服に刺さればうまく抜けないため、知らずにその服を着ると肌にアレルギーが生じかねないと懸念します。 作品の最後に出てくる内容としては、人間が飼いやすいように犬や猫などペットを改良するのが正しいのだろうかという疑問を提起します。しかし、Pさんの偏見に対する反論がないというのが、多くの飼い主の気分を害しました。 飼い主たちが指摘した間違った内容は大体こうです。 - 有名な品種でも雑種でも、猫は大半が睡眠で時間をつぶし、起きている時もゆっくりしている。たまに激しく動く場合もあるが、これは品種の猫も同じだ。 - 人間と仲よくなるのは品種より個体の差がはるかに大きい。 - 在来種の猫が品種の猫より鳴き声が大きいという根拠がない。 - 短毛種の雑種の猫よりペルシアンやアンゴラのような長毛種が毛アレルギーを誘発する。 作家はその後も「犬や猫におやつをたくさん与える行為は自己中心的で、そうすればデブになる」などの発言をしました。 それでどうなりましたか? まあ、どうにもなりません。在来種の猫に代わって名誉毀損で告発する人がいない限り、うやむやに終わるしかないです。もちろん、愛猫家の怒りはまだ続いていますが、それだけです。 |