解説 | ハングル:가심비 ハングル発音:カシムビ 意味:価格に比べての心の満足度、または心理的な満足を追求する消費形態 解説:心の満足度を優先し買い物をすることで、多少高価だったり品質が悪くても心理的な満足感を求めることだ。漢字にすると「価心比」。 コストパフォーマンスを意味する「価性比」(가성비、価格と性能を比べること)に「心(심)」を加えたもので、価性比は通常、価格の低いものを選択するケースが多いが、価心比の場合は少し高くても自分のためになる自分が満足できるものを購入する。 代表的な商品がアイドルのグッズだろう。コンサート会場で販売するアイドルのグッズは早朝から並んでこそ購入することができる。同じ品質のものより明らかに高くても「私たちのオッパ(お兄さん)」「国民の意味うと」の顔やロゴの入った商品をコンサート会場で買うという満足感が早朝から列を並ばせる要因だ。 価心比は「トレンドコリア2018」で今年のトレンドに選ばれた。このトレンドを主導する階層は1980~2000年に生れたミレニアム世代だ。この世代の消費者は生活用品を購入するときには徹底して価性比(コスパ)を意識するが、外食をしたり趣味のために買い物をするときにはコスパよりは価心比を優先させる。 |