解説 | ハングル:법블레스유 ハングル発音:ポプブレスユ 意味:法ブレスユー、 解説:法(법)とブレスユー(bless you、블레스유)の合成語。相手に向かって「法のおかげで命拾いしたな」や「法律が存在していなかったら痛い目にあわせていた」と遠まわしに表現する言葉。ツイッターであるユーザーがこの単語の意味を「法がなかったらお前はすでにナイフに刺されて死んでいた」と紹介して流行し始めた。昔使われていた「拳が泣く(주먹이 운다, 울어)」という表現にも似たようなニュアンスが込められている。 犯罪映画やドラマを見ると、こんな場面がよく登場する。 悪さをしていた悪党を追いかけていた刑事がついにその糸口を見つける。悪党は逃げて、刑事は追いかける。そうして生死をかけた争いが起こる。危機の瞬間を何度も乗り越えた刑事が悪党に銃口を向けて構える。 悪党が薄っぺらい笑いを浮かべる。「撃て、撃てるなら撃ってみろ」 刑事は葛藤する。刑務所に行ったところで更生するような奴でもなく、ただただ税金ばかりを使うことになる奴なのに、本心では引き金を引きたい。しかし法を執行しなくてはいけない刑事が無気力状態の人を殺すこともできない。 結局、悪党に手錠をかけることでシーンは終わる。悪党にはそれこそ「法ブレスユー(법블레스유)」だろう。 悪党を守る方は悪法だろうか。悪法でも守らなければならない。悪法も法だからだ。 |