解説 | ハングル: 네 다음 ○○ ハングルの発音:ネ ダウム ○○ 意味: はい、次の○○ 解説: 相手を悪く言う時に使われる俗語。スマートフォンが普及してから、コメント論争が簡素化されて、論拠に基づいた論争より嘲弄と罵倒で早く論争を終わらせようとする雰囲気になりながら、活用度が高まった。文を書いた人、または、特定の発言をした相手を卑下したり、無視したり、又は軽べつするために使われる。 この言葉が登場した源泉は病院だ。 待機室のベンチに患者がびっしりと並んで座っているため、席がなくて壁にもたれながら表情をしかめて順番を待つ患者もいる。待っている患者もたくさんいるが、医師の診察もそんなに親切とは言えない。服を上げさせて、聴診器で心臓の鼓動を何度か聞いて、症状を尋ねた後に「はい、次の患者さん」と言いながら送り出す。 状態がどうなのか、いつ頃完治するのかなど聞きたいことがたくさんあるのに、すでに他の患者が医師の前に座っているので、諦めるしかない。看護師から処方箋をもらって薬を取りに行くしかない。 一応、自分なりにおもしろいと思ってサイトに投稿した時に同じ状況が起きたことを想像してみてください。 「おもしろい」、「かなり奇抜なアイディアだ」、又は「読みがいのある内容だ」 このような反応を期待していたのに、 「精神病者のたわごとのようだ」とか 「はい、次の方」 このような反応ばかりだった場合。 「ネダウム○○」の○○には卑下するための特定の人、特定の対象が入る。そして無数の新造語が量産される。 例えば、ネダウム給食虫(급식충、学校で給食を食べる学生)、ネダウム・ムンスルラム(문슬람、ムン・ジェイン大統領支持者)、ネダウム・ヤクジェンイ(약쟁이 、禁止された薬品を服用した選手)など。ネダウム給食虫は「ネダグプ(네다급)」、ネダウム・ムンスルラムは「ネダムン(네다문)」、ネダウム・ヤクジェンイは「ネダヤク(네다약)」に略されて使われる。そしてもう一段階進むとㄴㄷㄱ(ニウンティグッキヨッ)、ㄴㄷㅁ(ニウンティグッミウム)、ㄴㄷㅇ(ニウンティグッイウン)の初声体に変わってしまう。 つまり、論拠が十分な正しい主張でもそうでなくても、集中して聞くほどの理由があろうがなかろうが、耳をふさいでしまうという気持ちが「ネダウムXX」に込められている。 似ている言葉には「何だって、よく聞こえないぞ、大きな声で話せ!」がある。 |