解説 | ハングル: 선빵필승 ハングル発音:ソンパンピルスン 意味:先手必勝 解説 ソンパンピルスン(先手必勝)、「先に殴れば必ず勝つ」という意味の造語。 誰が見ても相手にならない階級同士が戦い始めた。 リングの上ではなく、路上でのケンカだ。 ミドル級対フェザー級くらい? 体格が違い過ぎて、口げんかでもして終わりそうだったのに、弱そうな男がにらみつけて殴り始めたのだ。 体格の大きい男が「お前、殴ったのか?」と言ったけど、ずっと殴りかかり、さらに足で蹴った。 すると体格の大きい男が急に逃げていったのだ。 フェザー級の男がにやりと笑って席を立った。 先に攻撃するソンパンの効果だ。 「先に攻撃すれば、半分は勝ったも同然だ」 という言葉が正しいことを確認した瞬間だ。 やっぱりケンカにおいて体格は関係ないと感じる内容だ。「どうせ負けるなら、先に1発でも殴ろうという気持ちで先に攻撃したかも知れないのに、先に殴られた体格の大きい人が怖くなって尻込みをしたのだから、結果は分からないものだ。 戦争でも先に攻撃するのは、ある程度効果がある。 しかし、防御が堅固な国を相手に無謀な攻撃をして、国が無くなる事例が歴史書に並んでいるため、先に攻撃することが必ずしも有利だとは言えない。 現実では、先に殴って刑務所に入れられたり、莫大な賠償金を払わされる可能性も高い。 子供が遊んでケンカした時はただ悪口を言われて終わるだろうが、高校生以上なら話は変わる。 先に殴って、相手が反撃をしないと暴行罪を被るからだ。 そういえば体格が大きい男が逃げたのは、怖かったからではなく暴行罪を被るのではないかと心配したせいかもしれない。 |