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[美克服期 ②] 巨体に変わってしまった「引きこもり」

EBS スペシャルプロジェクト『感動授業-HUG』…30代青春は世界が怖い 

  • [美克服期 ②] 巨体に変わってしまった「引きこもり」
動物を媒介に心の病気を治癒するEBSスペシャルプロジェクト4部作『感動授業ハグ』の初回で、巨大な体格に変わってしまい、対人忌避強迫に苦しめられる「引きこもり」のアン・リラ(32歳)さんの姿が込められた。

放送を通じて公開されたアン・リラさんの体重は104キロで、平均女性の身長であることを勘案すると、超高度肥満状態だ。何よりも、でっぷりと太ってしまった自身の姿にアン・リラさんは自ら自己卑下が深刻な水準であり、低い自尊感を見せている。これに対し専門家達は、「このような場合、自殺事故の危険も非常に高い」ということを憂慮した。

実際に、アン・リラさんが玄関の外に出る行為自体を極度に恐れることになってから1年も経たない。友達との小さな争いが彼女を世間と断絶させ、時間が経つほど連絡できるたった一人の友達ですら残らなくなったのだ。ソファに座って1日中何かを食べたり、TVを見ながら時間を過ごすアン・リラさんは、手におえないほど巨大な体格に変わってしまった。

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アン・リラさんは放送を通じて「私の姿を見ていると嫌悪だ。外に出て行かなければならないということは分かるが、太れば太るほど、もっと出ることができなくなった。世間の全ての人が私を見ているようだ」とし、極度の対人忌避強迫観念を見せた。

問題は、太れば太るほど人生に対する意欲自体が落ちていくと、これを解決する意志と勇気を持つことさえ彼女には厳しいことになってしまったのだ。肉はずっと太って、外には出ていけないという悪循環が繰り返されているのだ。

携帯電話に込められた1年前のアン・リラさんの姿は、精一杯お洒落した普通の30代と同じだ。今回の放送を通じて専門家達は、「最終目標は、アン・リラさんが家の外に自然に誘導される状況にならなければならない。このため、外に出て来た時に一緒に散歩することができ、アン・リラさんではなく一緒にいる動物に注意が分散することができる治療法が行われる予定だ」と明らかにした。

『感動授業ハグ』は、それぞれ他の症状を見せて心の病を患い世界との疎通を切った人が、動物媒介治療を受ける過程を扱い、昨日(20日)から4週間、毎週木曜日の夜9時50分に放送される。

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  • シックニュース_イム・ソヨン記者/写真=EBS『感動授業-HUG』放送画面キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-21 11:48:17




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