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無理なダイエットは得より失


春が来ると、女性の心はすでに夏に向かって走っている。近づく夏を目前に、ダイエットに突入する時期がまさに最近だ。リンゴ・トマト・スイカ・蜂蜜・豆腐・レモンなどを摂取する「ワンフードダイエット」だけでなく、「1日1食ダイエット」や「デトックスダイエット」は、女性たちの間ですでに普遍化している。しかし、短期間に無理に肉を落とすと、色々な副作用が生じることがある。

梨大木洞病院胃がん・大腸がん協力診療センターのシム・ギナム教授は、「短い時間内で体重を減量すると、ビタミン・無機質などの必須栄養素を摂取することができず、筋肉量が減り疾病に対する抵抗力が低下するようになる」とし、「過度なダイエットは、栄養素の欠乏と不均衡により胃炎・生理不順・貧血・脱毛まで誘発することがある」と注意を呼びかけた。

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貧血

ダイエットをするからといって炭水化物ならびにタンパク質の摂取を急に減らすと、私たちの体の血糖と必須無機質が減るようになる。血糖と無機質量が低くなると、頭痛を伴った貧血症状があらわれることがある。ダイエット中に貧血症状が生じたら軽くやり過ごさず、タンパク質と炭水化物・野菜を十分に摂取するのがよい。

脱毛

食欲を抑制していると自然と神経が鋭敏になってストレスが生じやすく、脱毛に影響を与えることがある。脱毛を予防するには、ダイエット中でもタンパク質と必須脂肪酸・ブラックフードと呼ばれる黒豆などを摂取するのがよい。

暴食

短い期間に無理に食欲を抑制していると、むしろ食欲がさらに生じることがある。食欲抑制はある瞬間、自制力を失うようになると、通常より多く食べて臓器に負担を与える。このため、均衡のとれた食事を通じてダイエットをすることが望ましい。

便秘

繊維質をはじめとした食べ物の摂取が減ると、私たちの体の臓器は基礎代謝率を低くするため、活動を最小化するようになる。この過程で、腸運動が円滑にできないため、便秘が生じる。便秘を予防するには、ダイエット中でも繊維質が豊富な野菜・果物などを十分に摂取するのがよい。

生理不順

タンパク質の摂取が減り、体重が急激に減ると、脂肪細胞で生成される女性ホルモンに影響を与える。これにより、生理不順や無月経症状があらわれることがある。このため、豆腐や卵などを通じてタンパク質を十分に摂取するのがよい。

肌の老化

脂肪は肌に弾力とハリを与える役割をする。ダイエットによりタンパク質の摂取が減り、脂肪が急に減少すると、肌は弾力を失ってシワが目立つようになる。

胃炎

摂取する食べ物の量が減って空腹状態が続くと、胃を保護する防御膜が毀損される。これにより、胃の粘膜が強酸性の胃酸などによから攻撃を受けやすく、胃壁に損傷が発生するため、胃炎が生じる。胃炎は主に、過食により発生すると知られているが、食べ物を少なく摂取しても発生しやすい。
  • 毎日経済_イ・ビョンムン医療専門記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-03-25 15:14:03




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