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「魔女宝鑑」ユン・シユン-クァク・シヤン-チョ・ダルファンの衣装に注目


  • 「魔女宝鑑」ユン・シユン-クァク・シヤン-チョ・ダルファンの衣装に注目
  • < (写真左から)ユン・シユン、チョ・ダルファン、クァク・シヤン >

JTBC新金土ドラマ『魔女宝鑑』は朝鮮時代の青春物語という説明らしく、キム・セロンを間において繰り広げられるユン・シユンとクァク・シヤンの三角関係と、ユン・シユンのトラウマであるチョ・ダルファンなど複雑に絡み合うことになる若者4人衆に関心が集まっている。

除隊から4ヶ月にしてドラマでの俳優復帰を知らせるユン・シユン、MBC『私たち結婚しました』を通じて大勢男に頭角したクァク・シヤン、ここに映画界のシーンスティラー(シーン泥棒:助演でありながらも存在感を放つ)チョ・ダルファンが加勢して彼らが描き出すそれぞれに違った朝鮮時代の青年の姿が話題だ。

作品の中でユン・シユン、クァク・シヤン、チョ・ダルファンは社会的地位がはっきりと区別される。龍川(ヨンチョン)縣監(朝鮮王朝時代おける県の長官)ホ・ユンの庶子(妾の子)であるホ・ジュンを演じるユン・シユンと、嫡子ホ・オク役のチョ・ダルファンは兄弟であるが、互いに傷だけを残すトラウマのような存在だ。クァク・シヤンは昭格署(朝鮮時代に道教の保存と儀式のために設置した礼曹の官司)令チェ・ヒョンソの末息子であり内禁衛(朝鮮王朝時代に王宮を守り国王の護衛の役目をつかさどった官衙)從事官とすべてを兼ね備えた完全無欠な人物だ。

このような差が衣装となる韓服にもそのまま表現される。

『魔女宝鑑』衣装制作に協賛しているスクヒョン韓服のシン・スギョン院長は「チョ・ダルファンは幼稚に思えるほどに華やかに、ユン・シユンは庶子という身分上、全体的に最大限カラーや色合いを抑えて差をおいた。一方クァク・シヤンは線が美しい雰囲気を与えようとした」とキャラクター別の衣装差について説明した。

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ユン・シユンが演じるホ・ジュンは悲運の天才で、きらびやかな話しぶりと優れた武術の実力など自由奔放な性向を表現するために女装するなどウィットのある姿が登場する。しかし全般的に嫡子である兄と身分社会に刃を研ぐ人物として服からも華やかさが排除された。

シン・スギョン院長は「ユン・シユンが演じるホ・ジュンは庶子という特性上華やかにすることが出来ませんが、愛する女性ヨニとの雰囲気調和のために目立ちすぎない線でパステルトーンを使用するなどの変化を与えた」と説明した。

一方、クァク・シヤンについては「美しくしようと努力した。全体的に鮮やかにカラフルな色合いを使用した」と個人的に好むカラーコンセプトはないが、ユン・シユンとクァク・シヤンのキャラクター区別のために多様な色を活用したことを明かした。

クァク・シヤンは妹であるが血縁関係はないキム・セロンを愛する悲運の運命を持ち、純情漫画の中に登場しそうなビジュアルを見せることになる。一方ユン・シユンは叙情的なトーンで家族から捨てられた苦しみを共有しながらキム・セロンと運命のように恋に落ちる。

彼ら若者4人が見せる姿は朝鮮中期を背景にしているが、時代を超えたファンタジーを標榜しており視聴者の関心を集めている。
  • シックニュース ハン・スギン記者 / 写真=JTBC「魔女宝鑑」 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-05-13 11:34:00




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