トップ > ビューティー > ファッション > 訪韓するローマ教皇、韓国の修道女たちが刺繍した服を着る

訪韓するローマ教皇、韓国の修道女たちが刺繍した服を着る

教皇が着るこの二つ祭衣の実物公開 

  • 訪韓するローマ教皇、韓国の修道女たちが刺繍した服を着る
  • 6日、ソウル光化門の列福式で身に着ける赤い祭衣(左)と18日明洞聖堂で開かれる平和と和解のミサときに身に着ける白い祭衣

14日に訪韓するフランシスコ1世は韓国で直接裁縫された服を四回着用する。四度のミサを執り行うためだ。

初めは16日に光化門で列福式ミサを執り行うときに身に着ける赤い祭衣、二番目は18日に明洞聖堂で開かれる平和と和解のミサのときに着る白い祭衣だ。すべて「師イエズス修道女会(DISCIPLES OF THE DIVINEMASTER)」が制作した。教皇が着るこの二つ祭衣の実物が10日に初めて公開された。

列福ミサのときに着る祭衣は殉教と血、聖霊を意味する紅色である。カトリックでは、ミサの典礼によって祭衣の色が決まる。教皇訪韓記念ロゴと聖杯(ミサでブドウ酒を御血として聖別する際に使用する杯)、刀をほどよく形象化した。刀は殉教者の受難を意味する。全体的に受難の後にくる賛美と栄光を、究極的には十字架の栄光を象徴的に表現した。平和と和解のミサの祭衣は歓喜、喜びを象徴する白色だ。平和を象徴するハトと救いを意味するオリーブの枝で円形をイメージ化した。

祭衣をデザインした師イエズス修道女会(DISCIPLES OF THE DIVINEMASTER)のファン・エステル修道女は「非常に薄い布で祭衣を制作したため、機械では絶対に刺繍をすることができなかった。手縫いで縫い付けられた糸を取り除いては縫い付けることを繰り返した。修道女たちが祈りながら心を込めて手縫いした祭衣が教皇を通して世界に平和のメッセージを伝える道具として使われることを願う心で奉献した」と伝えた。
  • 毎日経済_イ・ヒャンフィ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-10 17:27:49




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア