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来年のカラートレンドはどんな色?

「自然」からインスピレーションを受けた柔らかくて温かいカラーに注目 

視覚と感性を刺激するカラーも製品選択の重要な要素だ。このため、多くのブランドがもっと消費者たちの好みに合ったカラーを提示するために、毎年自分たちだけのカラートレンドを発表している。

2015年のカラートレンドはどんな色だろうか。

いくつかのブランドが提示した様々なカラーの中でも目立つ共通カラーキーワードは、まさに「自然」だ。過去数年間に流行した冷たい色の代わりに自然からインスピレーションを受けた、柔らかく温かい感じのカラーが流行すると予想したもの。韓国だけでなく、世界的にも多事多難だった2014年を過ごし、日常を離れて自然の中で安定感と肯定的なエネルギーを探そうとする人たちの欲求がカラーにも影響を及ぼしたものと解釈される。このようなカラートレンドはすでにインテリア・ヘア・ファッションなど多様な分野にわたって現れるものと見られる。

去る2日、国内で発売したアクゾノーベル(AkzoNobel)のデコペイントブランドであるデュルックス(Dulux)は、ランチング記念会議で「カラーフューチャー2015(Colour Futures2015)」を提示した。

  • 来年のカラートレンドはどんな色?
デュルックスが提案した2015年の代表カラーは「クーパーオレンジ(Copper Orange)」で、大地に日差しが照らす姿から着目して暖かいながらも自然にやさしい、メタリックな色味が特徴だ。デュルックスの2015年のトレンドテーマは、新た視覚で日常を眺めて幸せを感じという意味が込められた「エブリデープラス」(Everyday+)で、5つのトレンド(him+ her、Layer+ layer、BIG NATURE+ SMALL ME +、UNSEEN SPACE、FRIENDLY BARTER+)によるそれぞれのカラーを提案した。

ヘアサロンブランド「アモスプロフェッショナル(amosprofessional)」は、「第10回Hair in Trend」を通じて2015年のヘアトレンドを発表した。今回のショーのメインテーマは「進化(Evolution)」で、アモスプロフェッショナルは、自然からインスピレーションを受けた「テラコッタ(Terra cotta、赤褐色)」、「パールアッシュブロンド(pearl ash blond、灰色ブロンド)」などナチュラルなカラーを2015トレンドカラーで提案した。

ロンシャン(LONGCHAMP)は2015年S/ Sシーズンのテーマ「アップ&ダウン」を通じてトレンディなものが好きなロンシャンウーマンが都市生活から抜け出し、新しい場所を探して離れた旅先で出会う自然の色を披露した。北欧諸国で見つけた冷たいパステルカラーと氷河と北極からインスピレーションを受けたクリーム、ペタル、ラグーン、ホワイト、シルバーカラーをはじめ、オーストラリアとニュージーランドのスペクタクルな海洋風景を意味するイエロー、グリーン、ブルー、レッド、コーラル色を基本的に使用した。

ジュエリーブランドのスワロフスキー(Swarovski)は、2015 S/Sコレクションを通じて「クリスタルガーデン」をテーマに、自然からインスピレーションを得たモダンでフェミニンなジュエリーを披露した。去る9月にパリのファッションウィークを通じて披露した2015年S/Sコレクションでは、ローズとアクアグリーンなど150種類のカラークリスタルを活用してパステルカラーのミックスマッチを見せ、特に春の華やかさを加えたゴールドカラーの饗宴が目立った。
  • 毎経ドットコム イ・ミヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-21 09:00:06




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