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最高の実績…精油・化学業界、新事業に大きな投資
最高の実績…精油・化学業界、新事業に大きな投資
昨年は史上最大の実績を収めた精油・化学業界は、たっぷりとした「実弾」を前面に出して大規模な投資に乗り出す。余裕があるときに将来に備えようという布石で、LG化学は今年一年を事業高度化のために4兆ウォン近い資金をばらまく予定だ。 SKイノベーションも今年は3兆ウォンを超える資金を化学電池などの新成長動力確保で賭けをする計画だ。
31日の精油・化学業界によると昨年、営業利益が3兆2343億ウォンに達する過去最高の業績を上げたSKイノベーションは、これをもとでに今年は化学と石油開発、バッテリー事業などの次世代事業の確保に3兆ウォン以上を集中投資する勝負手を打つ計画だ。
まずバッテリー事業部門では、現在の瑞山バッテリー2工場に4つの生産設備をはじめ、ハンガリー生産工場の新設、2ヶ所のリチウムイオン電池分離膜生産設備の増設などを進めている。 SKイノベーションはこの日、企業説明会で「現在1.2ギガワット時の電気自動車用バッテリーの生産規模は、今年は4.7ギガワット時に増え、2020年には20ギガワット時まで拡大するつもり」だとし、「2020年にはバッテリー事業が黒字転換すると期待している」と語った。化学事業では昨年、子会社のSK総合化学が米ダウケミカルのエチレンアクリル酸（EAA）事業とポリ塩化ビニリデン（PVDC）事業を買収したことに続き、追加の買収・合併（M&A）を通じて高付加価値の化学事業を拡大する方針だ。
SKイノベーションは今回の業績発表で、昨年の営業利益が前年度の営業利益3兆2283億ウォンをわずかに越えて、2年連続で3兆ウォンを突破したと発表した。特に部門別にみると、化学・潤滑油などの非精油部門の営業利益が2兆705億ウォンに達し、史上初めて2兆ウォン台を上回った。国内製油・化学業界をあわせて年間営業利益3兆ウォン以上を記録した企業はSKイノベーションが唯一だ。売上高は46兆8265億ウォン、純利益は2兆2139億ウォンを記録し、それぞれ前年比で18.5％と28.6％増加した。
SKイノベーションは「化学・潤滑油などの非精油部門を強化するディープ・チェンジ（根源的変化）を推進した結果、このような成果を上げた」とし、「非精油部門に続けて投資し、業況変動への依存度が高い事業特性をこえて、差別化された競争力を持つようになった」と明らかにした。市場ではSKイノベーションが今年も好実績を継続し、売上高46兆ウォンと営業利益3兆2900億ウォン台以上を得ると予想した。
LG化学もこの日の企業説明会で、創業以来で最大の経営実績を記録した。特に営業利益は前年比47％増の2兆9285億ウォンに達した。売り上げも25兆6980億ウォンに達し、前年比で24.4％増加した。 LG化学の最高財務責任者（CFO）であるチョン・ホヨン社長は2017年の経営実績について、「基礎素材部門の平均した収益好調とバッテリー、情報電子素材部門の黒字転換などにより、売上高と営業利益が過去最高を記録した」と語った。 LG化学はこのような実績をもとに、今年の新事業育成と既存事業の競争力強化のための施設投資に史上最大規模の3兆8000億ウォンを執行する計画だ。前年よりも52％以上増加した金額だ。
LG化学側は「基礎素材部門の高付加価値事業の原料確保のための投資を増やす一方で、大型車用バッテリーのプロジェクトに対する対応とコアコンピタンス確保に必要な投資を集中する計画」だとし、「小型電池やエネルギー貯蔵装置（ESS）電池への投資も拡大していく方針だ」と説明した。特に生命科学部門では、主力製品の販売拡大に集中し、新薬開発のための投資拡大と積極的な技術革新の作業を推進する計画だ。子会社であるファーム韓農は、既存事業の安定的した収益と海外事業基盤を構築することに注力する方針だ。
LG化学は今年の売上目標を前年比4.7％増の26兆9000億ウォンに設定した。チョン社長は「今年も基礎素材部門の良好な収益と電池部門の売上高の拡大などで、堅調な業績が予想される」と説明した。
最近、昨年の実績発表で好実績を記録したエスオイルは、高度化設備の建設プロジェクトを成功裏にに終えるために力を集中する計画だ。エスオイルは下半期のウォン高の負担にもかかわらず、年間純利益ベースでは過去最高の1兆3112億ウォンを記録した。 エスオイルの関係者は、「今年はRUC・ODC（残渣油の高度化とオレフィンダウンストリーム・コンプレックス）の建設を仕上げるために1兆5000億ウォンを投資することをはじめ、既存施設の改善作業に投入する金まで合わせれば、新規投資規模は約1兆9000億ウォンに達する見通しだ」と説明した。
31日の精油・化学業界によると昨年、営業利益が3兆2343億ウォンに達する過去最高の業績を上げたSKイノベーションは、これをもとでに今年は化学と石油開発、バッテリー事業などの次世代事業の確保に3兆ウォン以上を集中投資する勝負手を打つ計画だ。
まずバッテリー事業部門では、現在の瑞山バッテリー2工場に4つの生産設備をはじめ、ハンガリー生産工場の新設、2ヶ所のリチウムイオン電池分離膜生産設備の増設などを進めている。 SKイノベーションはこの日、企業説明会で「現在1.2ギガワット時の電気自動車用バッテリーの生産規模は、今年は4.7ギガワット時に増え、2020年には20ギガワット時まで拡大するつもり」だとし、「2020年にはバッテリー事業が黒字転換すると期待している」と語った。化学事業では昨年、子会社のSK総合化学が米ダウケミカルのエチレンアクリル酸（EAA）事業とポリ塩化ビニリデン（PVDC）事業を買収したことに続き、追加の買収・合併（M&A）を通じて高付加価値の化学事業を拡大する方針だ。
SKイノベーションは今回の業績発表で、昨年の営業利益が前年度の営業利益3兆2283億ウォンをわずかに越えて、2年連続で3兆ウォンを突破したと発表した。特に部門別にみると、化学・潤滑油などの非精油部門の営業利益が2兆705億ウォンに達し、史上初めて2兆ウォン台を上回った。国内製油・化学業界をあわせて年間営業利益3兆ウォン以上を記録した企業はSKイノベーションが唯一だ。売上高は46兆8265億ウォン、純利益は2兆2139億ウォンを記録し、それぞれ前年比で18.5％と28.6％増加した。
SKイノベーションは「化学・潤滑油などの非精油部門を強化するディープ・チェンジ（根源的変化）を推進した結果、このような成果を上げた」とし、「非精油部門に続けて投資し、業況変動への依存度が高い事業特性をこえて、差別化された競争力を持つようになった」と明らかにした。市場ではSKイノベーションが今年も好実績を継続し、売上高46兆ウォンと営業利益3兆2900億ウォン台以上を得ると予想した。
LG化学もこの日の企業説明会で、創業以来で最大の経営実績を記録した。特に営業利益は前年比47％増の2兆9285億ウォンに達した。売り上げも25兆6980億ウォンに達し、前年比で24.4％増加した。 LG化学の最高財務責任者（CFO）であるチョン・ホヨン社長は2017年の経営実績について、「基礎素材部門の平均した収益好調とバッテリー、情報電子素材部門の黒字転換などにより、売上高と営業利益が過去最高を記録した」と語った。 LG化学はこのような実績をもとに、今年の新事業育成と既存事業の競争力強化のための施設投資に史上最大規模の3兆8000億ウォンを執行する計画だ。前年よりも52％以上増加した金額だ。
LG化学側は「基礎素材部門の高付加価値事業の原料確保のための投資を増やす一方で、大型車用バッテリーのプロジェクトに対する対応とコアコンピタンス確保に必要な投資を集中する計画」だとし、「小型電池やエネルギー貯蔵装置（ESS）電池への投資も拡大していく方針だ」と説明した。特に生命科学部門では、主力製品の販売拡大に集中し、新薬開発のための投資拡大と積極的な技術革新の作業を推進する計画だ。子会社であるファーム韓農は、既存事業の安定的した収益と海外事業基盤を構築することに注力する方針だ。
LG化学は今年の売上目標を前年比4.7％増の26兆9000億ウォンに設定した。チョン社長は「今年も基礎素材部門の良好な収益と電池部門の売上高の拡大などで、堅調な業績が予想される」と説明した。
最近、昨年の実績発表で好実績を記録したエスオイルは、高度化設備の建設プロジェクトを成功裏にに終えるために力を集中する計画だ。エスオイルは下半期のウォン高の負担にもかかわらず、年間純利益ベースでは過去最高の1兆3112億ウォンを記録した。 エスオイルの関係者は、「今年はRUC・ODC（残渣油の高度化とオレフィンダウンストリーム・コンプレックス）の建設を仕上げるために1兆5000億ウォンを投資することをはじめ、既存施設の改善作業に投入する金まで合わせれば、新規投資規模は約1兆9000億ウォンに達する見通しだ」と説明した。
- 毎日経済＿カン・ドゥスン記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2018-01-31 19:46:38
