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コスダック、悲しみ乗り越え10年ぶりに800


◆ コスダック800時代 ◆

コスダック指数(KOSDAQ)が10年のあいだ「ボックス圏」に閉じ込められた悲しみを乗り越えて、800の高地に上がった。短期過熱の懸念の中でも機関と外国人が、今月だけで2兆ウォンに近い買い入れを続けてきた効果だ。来月、政府のコスダック市場活性化方案の発表を控え、上昇傾向を続けるかが注目される。

24日、コスダック指数は前日比で1.17ポイント上昇した797.79で場を開始し、午前9時07分20秒に800.00を記録した。以後、コスダック指数は場中で最高803.74まで上がった後、前取り引き日よりも0.51%下落した792.74で取り引きを終えた。

コスダック指数が800に上がったのは、10年前の2007年11月6日の800.92(終値)が最後だった。コスダック指数は去る9月末までは650線にもとどかなかったが、二ヶ月間で150ポイントも上昇した。秋夕(チュソク)連休を過ぎて50ポイント以上も上がったし、今月の3日には700線を越えた。これ以後、100ポイント上がるためにわずか15営業日しかかからなかった。

今年のコスダック指数は、コスピ(KOSPI)が二ヶ月間隔で100ポイントずつ階段式上昇を続けるときも、上半期まで600線に留まるなど投資家に嫌われた。

コスダック指数は年初に632.04で始まり、6月末日まで669.04を記録して事実上は横ばいにとどまった。コスピはその後も上昇を繰り返しながら7月13日には2400線を突破して、先月の30日から2500台に安着している。

コスダック指数の本格的な反騰は、秋夕連休が終わった先月10日から始まった。機関と外国人が買いに乗り出して、去る3日に700線を突破した。続いてコスダック上場社の実績改善と新政府の中小・ベンチャー企業に対する支援政策が可視化しつつ、この日だけで100ポイントをこえて上昇した。機関と外国人は今月、それぞれ1兆3306億ウォンと5760億ウォンを買いこしてコスダックの上昇をリードした。

証券専門家らは、コスダック上場企業の堅実な実績と政策的恩恵の期待感で、バラ色の展望を出している。ただしこの日、コスダック市場では製薬・バイオの代表株であるセルトリオンとシンラゼン(SillaJen)、ティシュジェネ(TissueGene)などがすべて下落し、短期過熱した市場に対する警戒感が示された。
  • 毎日経済 チン・ヨンテ記者/チョン・スルギ記者/ユ・ジュンホ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-11-24 19:39:24




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