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現代自、米国のドローン企業「トップフライトテクノロジー」に投資


現代自動車は米国の無人航空ドローン業者に投資する。自動車だけでなく、多様な移動手段を開発する未来のモビリティの分野で新たな有力事業を見つけるための努力と見られる。

現代自動車は15日、米国のドローン分野で最高の技術力を保有している「トップフライトテクノロジー(Top Flight Technologies)」に戦略的投資を断行すると明らかにした。投資額は未公開だが、現代自動車がトップフライトの株式に投資する方式で行われた。

2014年に米国で設立されたトップフライトは、無人航空ドローンを専門的に開発するスタートアップで、ハイブリッドと自律走行技術を組み合わせた高性能ドローン分野では独歩的な地位を占めている。この会社が特許を保有しているハイブリッド型ドローンはバッテリーのほかに小規模のガソリンエンジンを搭載し、飛行中にエンジンを稼動してバッテリーを充電することにより、飛行距離を飛躍的に拡大することができる。

現在、トップフライトハイブリッド型ドローンは4キログラムの貨物を積んで2時間以上、10キログラムの貨物を積載すると1時間以上の飛行に成功するほど、優れた長距離飛行技術を確保した。ドローンを活用した貨物輸送やリアルタイムスキャン・監視サービスなど、ユーザーのニーズに応じて最適の活用度を提供する統合管理システムも備えている。

これによって現代自動車は、トップフライトと高性能ドローンを活用した次世代移動手段の共同研究を行い、これらを組み合わせた新たなビジネスチャンスを見つける予定だ。たとえば現代自動車は島しょ・山間など、交通が不便な地域に整備部品や工場内の部品を輸送するためにドローン技術を活用すれば、業務の効率性を大幅に向上させるものと期待している。
  • 毎日経済_ハン・イェギョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-11-15 19:40:58




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