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攻めのサムスンSDI…四半期ベースで最高の業績


  • 攻めのサムスンSDI…四半期ベースで最高の業績

電子材料メーカーであるサムスンSDIは今年、第3四半期に売上高2兆5228億ウォンを記録して、歴代の四半期を基準にして最高の業績を達成した。営業利益も2415億ウォンで、四半期基準では2004年以来で最も高かった。

サムスンSDIは26日、今年の第3四半期の売上高が昨年の第3四半期との対比で46.6%増の2兆5228億ウォン、営業利益は301%急増した2415億ウォンを記録したと公示した。サムスンSDIはサムスン電機やサムスンSDSなどとともに、「サムスン電子(チョンヂャ=前者)」に比べて実績の変動が大きく、「サムスンフヂャ(後者)」として広く知られることもあったが、新技術の開発と取引先の多様化で最も核心的な企業に生まれ変わったという評価だ。

当期純利益だけ見ても、昨年の第3四半期との比較で58.6%増の2141億ウォンと集計された。このような実績好調は電池事業と半導体・素材・材料事業など、すべての事業が大幅に成長したおかげだ。部門別に見ると、電池事業部門で売上高が前四半期よりも11.3%増の1兆9223億ウォンを記録した。これは円形電池の需要が増えているうえに、新型スマートフォンの発売にともなうポリマー電池の需要が同伴して増加したためであると解釈される。

またヨーロッパを中心に電気自動車が増加して、自動車用電池の売上高がそれとともに増加した。電子材料事業はメモリー半導体と偏光フィルム・有機発光ダイオード(OLED)などの、ディスプレイ材料の需要増加が業績を牽引した。これによって電子材料事業の売上高は、前四半期との対比で15.3%増の5982億ウォンを記録した。

サムスンSDIは今年の第4四半期もすべての事業部門で堅調な成長を維持すると予想した。サムスンSDIは「小型電池は円形電池の需要が着実に増えており、特に中国市場を中心にポリマー電池の需要が増加するものと期待している」と説明した。
  • 毎日経済_イ・サンドク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-10-26 19:34:22




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