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現代自動車、韓国電力跡地に超高層ビル「グローバルビジネスセンター」建設

すべての系列社を一カ所に集め、展示・コンベンション施設を構成 

  • 現代自動車、韓国電力跡地に超高層ビル「グローバルビジネスセンター」建設
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韓国電力の跡地が「ソウルを代表するランドマーク」に変貌する。

現代自動車グループは韓電跡地にビジネス用オフィスビルと、国内最大規模の文化・展示・コンベンション施設を合わせた自動車の複合文化空間を建設する計画だ。

まず現代・起亜自動車本社と現代モービスや現代グロービスなど、30社あまりの系列会社の従業員2万人がすべて入居できる超高層ビル「グローバルビジネスセンター(GBC)」を建設する。現在使用している良才洞社屋は5社5000人が入居しており、これさえもスペースが足りない状況だ。他の重要関連会社はソウルのあちこちに散在している。このことで業務上の不便はもちろん、迅速な意思決定などにも悩まされてきたというのが現代・起亜自動車側の説明だ。

現代自の関係者は、「当初から韓電跡地を念頭においたことも、ソウルの中心部に現代・起亜自動車グループの従業員の両方に対応できる面積の土地は韓電跡地が唯一だったため」とし、「GBCはすべての会社を統合できるコントロールタワーの役割を担うことになるだろう」と語った。

また、この地域が現代・起亜自動車グループのブランドイメージを高める前進基地になるように、さまざまな文化施設を建設する予定だ。すでにフォルクスワーゲン・BMW・GM・トヨタなどの世界有数の自動車メーカーは、ブランド価値を引き上げるための方法の一つとして本社周辺を開発し、自社の歴史と特有の文化に触れることができる空間として活用している。

現代・起亜自動車も韓電跡地にホテル・コンベンションセンター・自動車テーマパーク・文化クラスターなどを作り、業務・文化・生活・体験・コンベンションが調和したソウル市の象徴的ランドマークとして造成するという計画だ。一方、現代・起亜自動車グループが韓電跡地に移行すると、現在使用中の良才洞社屋は研究開発のみに使用される可能性が高い。現代自の関係者は、「2006年にトゥクソムに社屋移転を推進した時、良才洞社屋は研究所として活用する方針を立てたことがある」とし、「しかし2009年、京畿道に儀旺総合研究所を作った状態で、良才洞社屋の活用方法はいま少し検討すべきだ」と語った。
  • 毎日経済_キム・ドンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-18 17:44:27




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