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業績不振サムスン電子の大きな決断、500人を他部署へ

第3四半期もIM部門の実績が良くないと予想される 

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サムスン電子がスマートフォン事業の不振で苦戦を経験するITモバイル(IM)部門の無線事業部従業員の一部を他の事業部に再配置したことが分かった。

18日、業界によるとサムスン電子は先週から無線事業部所属のソフトウェア開発人材500人をソフトウェアセンター、ネットワーク事業部、映像ディスプレー事業部に送った。今回人材を再配置しながらサムスン電子が表面的に挙げた理由は、無線事業部の「スマートフォン1等DNA」を他の事業部に伝達するため、だ。

サムスン電子の今回の再配置に関連して、「全社、消費者家電(CE)などの各部門のソフトウェア競争力を強化するための措置」と説明した。しかし、一部では第3四半期にもIM部門の実績が良くないとの見方が支配的な中で人材の異動が行われたという点から、雰囲気刷新を図ったことの解釈が出ている。実際、一部の証券会社ではサムスン電子の第3四半期の営業利益が6兆ウォンに達していないという観測まで出ている。

これに先立って無線事業部は、従業員の出張費の20%削減し、飛行時間10時間以下の外国出張に行く時には役員もエコノミークラスに乗るようにするなど、「経費節約」に乗り出した。無線事業部の幹部は、業績不振に伴う責任という形で上半期の目標達成報奨金(TAI)の25%を自主的に返上した。

第2四半期のサムスン電子IM部門の営業利益は4兆4200億ウォンで、第1四半期より31.3%減少し、昨年第2四半期と比較すると29.6%減少した。一方、サムスン電子はこれとは別に、現場経営を強化するために、経営支援室所属スタッフの人材150人以上をIM、CE、DS(部品)など、各部門事業部に配置した。
  • 毎経ドットコム_速報部 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-18 18:32:14




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