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現代自、第1四半期の売上げ27兆…「史上最大」

前年比で営業利益91.8%増 

現代自動車(Hyundai Motor)は今年、第1四半期ベースで史上最大の売上げを上げた。しかし第2四半期は半導体危機の継続と原材料価格の上昇、為替、コロナ19の再拡散などのリスク要因が多く、現代自動車も戦略の強化に乗り出す見通しだ。

現代自動車は公示を通じて22日、今年の第1四半期は売上げ27兆3909億ウォンと営業利益1兆6566億ウォンを記録したと発表した。昨年の第1四半期と比較すると、売上げは8.2%で営業利益は91.8%増の実績だ。

四半期別では昨年の第4四半期の売上げ(29兆2433億ウォン)よりも少ないが、歴代の第1四半期の売上げでは今回が最高記録を更新した。営業利益は2016年第2四半期(1兆7618億ウォン)以来では四半期の最高値であり、第1四半期だけで見れば2014年第1四半期(1兆9384億ウォン)の次に多い。

現代自動車は「今年の第1四半期の売上げは、昨年のコロナ19の基底効果と主要国の販売回復の影響で前年同期比で増加した」とし、「営業利益は非友好的な為替レートの影響にもかかわらず、販売量の増加などで回復を続けている」と明らかにした。

ただし現代自動車は「世界的な半導体の供給不足の影響が悪化すると予想され、一部の車種の生産に支障が発生することが懸念される」と強調した。

特に現代自動車は世界の自動車用半導体の供給不足と関連し、代替素子の発掘を進めつつ柔軟な生産計画の調整に乗り出すなど、戦略の強化に乗り出す方針だ。

第2四半期には対外的なリスクが多く予想されるが、Tucson(ツーソン)とGV70やIONIQ 5(アイニック5)などの主要な新車の成功裏の市場安着を通じて、収益性と競争力の向上傾向が維持されるように努力する計画だ。

キア自動車(Kia Corporation)もこの日、今年第1四半期の業績は売上げ16兆5817億ウォンと営業利益1兆764億ウォンを達成したと発表した。昨年の第1四半期よりも売上げは13.8%、営業利益は142.2%も跳ね上がった。
  • 毎日経済 | ソ・ジヌ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-04-22 23:08:09




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