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韓国の部品メーカーが中国のスマートフォンに続々と搭載

クルーシアルテック社やブルーコム社などの部品搭載増え 

  • 韓国の部品メーカーが中国のスマートフォンに続々と搭載
  • < 中国に進出する韓国部品会社 >

急速に成長する中国のスマートフォンに「メイド・イン・コリア」部品が続々と搭載されている。

シャオミ(Xiaomi)やファーウェイ(Huawei)をはじめ、世界市場を揺るがす中国スマートフォンの競争力を支える核心競争力の中のひとつが韓国の中小部品メーカーというわけだ。韓国の部品メーカーは、サムスン・LGと取引して積み重ねてきた実力を中国市場で遺憾なく発揮して、「ITコリア」の威力を発散している。

23日、業界によれば最近ファーウェイ社が発表した戦略スマートフォン「Ascend Mate 7」には、韓国メーカー「クルーシアルテック(CrucialTec)」が供給した指紋認識ソリューションが搭載された。世界のスマートフォン2強のサムスン電子とアップルが指紋認証機能を持つスマートフォンを相次いで出すや、ファーウェイも韓国中小企業を提携パートナーに選定し、指紋認証機能を載せた。クルーシアルテックは数年前から関連ソリューションを開発し、この分野の技術を保有している代表的な企業として評価されている。クルーシアルテック社の関係者は、「ファーウェイをはじめ、他の中国スマートフォンメーカーとも積極的に協議している」と語った。

音響部品の専門メーカー「ブルーコム(BLUECOM)」はシャオミ社にスピーカーを納品し、かなりの旨みを味わっている。ブルーコムは中国の現地工場で製品を生産し、発注先の信用を得た。同社の関係者は、「最近、中国スマートフォンメーカーが販売量を急激に増やし、おかげで注文量も急激に増えている」と語った。

「イノチップ・テクノロジー(INNOCHIPS)」は、特技の静電気防止ソリューションを中国に販売している。

スマートフォンは仕様が高くなるほど静電気や電磁波を調整する装置が重要になるが、静電気防止技術を持つ企業は世界でも指折り数えるほどしかなく、イノチップ社の重みが増している。秘密協約によって発注先を公開できないが、シャオミをはじめとする大多数の中国スマートフォンメーカーがイノチップの技術を使っていると伝えられた。業界関係者は、「サムスン・LGとともにスマートフォンの技術力を育ててきた‘強小企業’が韓国には多く、中国メーカーからのラブコールが続いている」とし、「中国スマートフォンの高級化に伴い、韓国の技術を求める需要はさらに増えるだろう」と語った。
  • 毎日経済_ホン・ヂャンウォン記者/チュ・ドンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-23 17:35:18




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