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イス創業投資やタイムワイズなど、人気映画で創業投資業界大当たり

『鳴梁』『海賊』相次ぐ成功..創業投資業界「テバク」 

  • イス創業投資やタイムワイズなど、人気映画で創業投資業界大当たり
『鳴梁』『海賊』など韓国映画の人気作で、創業投資業界にも「ジャックポット」が起きた。これらの映画に製作費を出資した創業投資会社が、多いところでは100%をこえる高い収益率を達成したのだ。投資の成功で、創業投資業界と国内文化産業界とのあいだに「文化産業投資→良質の文化コンテンツ生産→投資成功→再投資」という好循環基盤が固まったという評価だ。

創業投資業界によると24日、『鳴梁』と『海賊』の製作費はそれぞれ約200億ウォンと170億ウォンで、このうち約40%を創業投資会社が投資した。実際には、『鳴梁』に対する創業投資会社の投資額は総72億ウォン、『海賊』への投資額は66億ウォンに達する。このような投資額は、ほぼ全額マザーファンド出資を通じて用意された。

△イス創業投資、△タイムワイズ・インベストメント、△ユニオン・インベストメント、△トンムン・パートナーズの4社が『鳴梁』と『海賊』に同時に投資して、文字通り「テバク(大当り)」を出したものと把握されている。この他にもスマイルゲートとカンパニーケイ・パートナーズが『鳴梁』に、ミシガン州のベンチャーキャピタルは『海賊』にそれぞれ投資した。投資会社の収益率は『鳴梁』が110%、『海賊』は35%にのぼる。『鳴梁』に22億ウォン、『海賊』に20億ウォンを同時投資したイス創業投資は原資を除いた収益金だけでも30億ウォンに達するという計算になる。

投資収益が大きくなったのは、映画を見た観客が多いからだ。映画振興委員会によると、『海賊』を観覧した累積観客は先週で841万人と集計された。最多観客記録を書き換えている『鳴梁』は、なんと1754万人にのぼる。

創業投資業界の投資テバクで、今後は韓国文化コンテンツ産業と創業投資業界のあいだの共生に対する期待感も高まった。韓国ベンチャー投資協会の関係者は、「最近、韓国映画が相次いで興行的に成功し、今後は国内文化コンテンツ産業への投資にまた弾みがついた」と語る。

これまで政府のマザーファンド資金をシードマネーとして投資する創業投資会社は、国内映画産業の発展の呼び水の役割を果たしてきた。マザーファンドから出資した創業投資業界の運用ファンドが、国内映画産業に投資した投資金額は、2006年から2013年末までに合計6582億ウォンと集計された。2008年以来、10万人以上が観覧した国産映画のうちで、マザーファンド資金を投資された映画の割合は77.6%にのぼる。
  • 毎日経済_オ・スヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-24 17:04:15




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