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「予想身代8兆」のカカオモビリティ、コスピ上場を始動


  • 「予想身代8兆」のカカオモビリティ、コスピ上場を始動

カカオグループで代行運転とタクシーの呼び出し事業を担当しているカカオモビリティ(kakao mobility)が有価証券市場(コスピ)に上場する。競争が激化するモビリティ市場に対応するためだ。予想企業価値だけでも最大で8兆ウォンに達し、来年の株式公開(IPO)市場で最大魚の一つとして注目される見込みだ。

23日の投資銀行(IB)業界によると、カカオモビリティは去る19日に国内外の証券会社に向けて、コスピ上場のための入札提案要請書(RFP)を出荷し始めた。来月には主幹事団を確定して実査と上場日程を議論する予定だ。内部では、翌年の株式市場進出を目標にしている。市場関係者は「多くの国内外の証券会社と秘密保持確約(NDA)を結んだ後、順次RFPを送っている」とし、「来月までに主幹事団を確定する可能性が高い」と語った。

カカオモビリティは2017年8月、カカオスマートモビリティ事業部が分社して設立された。大衆にはタクシー配車プラットフォーム「カカオT」の企画・運営会社として充分に知られている。現在、カカオTの加入者は3000万人に迫る。カカオTプラットフォームはタクシーを超え、バイクと市外バスや代行運転、航空、鉄道など、すべての公共交通機関に拡張中だ。

カカオモビリティは積極的な買収・合併(M&A)戦略で企業を育ててきた。駐車場プラットフォーム運営会社のパーキングスクエアを買い入れて「カカオT駐車」サービスを開始したことが代表的な例だ。タクシー会社を多数買収し、900以上のタクシー免許を保有したりもした。別の市場関係者は「カカオモビリティは類似業種の企業を買収するボルトオン戦略を着実に駆使してきたところの一つ」だとし、「公共交通機関のプラットフォームで圧倒的な影響力を維持するための一環として見れば良いだろう」と語った。

カカオモビリティは2017年、テキサス・パシフィック・グループ(TPG)コンソーシアムを株主に迎えて5000億ウォンを投資した。今年に入ってLG(株)とGSカルテックス、GSエネルギー、Googleとカーライルグループを対象に有償増資を実施した。

カカオモビリティの上場はモビリティ市場に素早く対応するためだ。 SKテレコムが分社した「Tマップモビリティ」が積極的な動きを見せ、競合他社として浮上している。Tマップモビリティは今年の上半期にアピールマキャピタルとイーストブリッジ・パートナーズから投資誘致を受けた。ウーバーと合弁会社「ウーティ(UT)」を作り、カカオTに挑戦状を出した。シェア競争が激しくなるだけに、投資資金が必要な状況だ。

財務的投資家(FI)に資金回収の通路を与えようという目的もある。現在、株式を保有しているところの中ではTPGとカーライルグループ、韓国投資パートナーズ、日本のオリックスキャピタル程度がFIに分類される。また別の市場関係者は「FIの旧株主らが一部売るだろうが、会社側の研究開発(R&D)資金需要が多く、新株の物量も少なくないだろう」とし、「ライジングスターのカカオグループのディーリングだけに、来年の公募株市場で注目度が高い」と語った。

業界で議論されるカカオモビリティの予想身代は7兆~8兆ウォンだ。カカオモビリティは先月、LG(株)とGSカルテックス、GSエネルギーを株主に迎え、約4兆ウォンの企業価値を認められた。 2020年時点でカカオモビリティの売上高は2800億ウォンで、2018年(536億ウォン)に比べて5倍以上に増えた。営業損失は129億ウォンで、2年前(210億ウォン)よりも小幅で減少した。各証券会社は入札提案の過程で株価売上比率(PSR)という指標を活用し、目標の企業価値を提示する予定だ。利益は黒字転換しなかったがカカオから分社して以来、売上げの成長傾向は顕著だからだ。
  • 毎日経済 | カン・ウソク記者
  • 入力 2021-08-23 19:24:26