米マンハッタンにオープンする現代自「ジェネシスハウス」


  • 10日(現地時間)現代自動車ジェネシスが米ニューヨーク市マンハッタンにあるブランド初の複合文化空間「ジェネシスハウスニューヨーク」を公開した。[写真提供=現代自動車]



去る5月、米ニューヨーク市マンハッタンの新たな名所として開館したハドソン川人工島の「Little Island(リトルアイランド)」。この人工島の向かい側に現代自動車の歴史に新しい画期をなす複合文化空間「Genesis House(ジェネシスハウス)」が19日にオープンする。

10日(現地時間)、ここを直接訪れてみると車両展示スペースというよりも博物館に来たという感じがした。外部から建物を見てみると、自動車関連の痕跡はメタルカーテンの後ろにぼんやりと見える車の側面シルエットだけだった。建築デザイン会社「Suh Architects(ソ・アーキテクス)」とのコラボレーションで完成したこの空間には、韓国料理レストランと茶道体験場、書斎、ステージ、テラスガーデンなどが調和していた。内部デザインは韓屋の瓦の曲線をモチーフにし、舍廊チェ(主人の居間)の穏やかな雰囲気を生かすなど、韓国的なデザイン哲学が盛り込まれた。

「ジェネシスハウス」はニューヨークで初めてオープンする。地下1階を含め3階建てで、約4340平方メートルの規模だ。 2階にはソウルのミシュランスターレストランの「オンジウム(ONJIUM)」とのコラボレーションで、ジェネシスハウスレストランが扉を開く。ニューヨークの中で最も韓国的な韓国料理を体験できる空間だ。

イ・サンヨプ現代自動車デザイン総括専務は「ニューヨークとソウルは多様性という点で似ている」とし、「ジェネシスハウスはニューヨーカーがジェネシスとソウルを経験するプラットフォームであり、マンハッタンにあるリトル・ソウルになるだろう」と語った。

ホセ・ムニョス現代自動車グローバル最高運営責任者(COO)兼北米圏域本部長(社長)はこの日供給網問題と関連し、「昨年9月の最悪の時期はすでに過ぎた」と語った。ムニョス社長はこの日、「ジェネシスハウスニューヨーク」公開イベントに参加し、毎日経済新聞の質問を受けてこのように答えた。ムニョス社長は「最も困難な時期は9月に過ぎたし、現在はほんらいの生産計画に非常に近づいている」と語った。ただ同氏は「在庫は依然として非常に低い水準なので、来年の上半期にも困難はあるだろう」と語った。しかし同氏は来年の第1四半期と第2四半期など、時間が経つにつれて徐々に状況が安定するだろうと強調した。同氏は現代自動車が弾力的に生産を調整できることから、これに合わせて供給不足に効率的に対応していると強調した。

ムニョス社長は「夜のあいだに半導体の供給を受ければどの車を生産するかをすぐ決めるように、毎日生産計画を柔軟に対処している」と話した。

ムニョス社長は「ジェネシスの1台当たりの平均販売価格は、今年に入って1万5000ドルに上がった」という言葉で答えに代えた。同氏は「もはや価格が安いので買う車ではない」と強調した。蔚山工場で生産されて米国に供給されるジェネシス車両は、今年に入って販売が大きく増えた。

ジェネシスの米国販売台数は、△2018年1万311台、△2019年2万1233台、△2020年1万6384台を記録した。今年は第1~第3四半期の累計で3万4140台を販売し、昨年の年間実績の2倍を超えた。
  • 毎日経済 | ニューヨーク=パク・ヨンボム特派員
  • 入力 2021-11-11 17:10:38