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韓進重工、32年ぶりに社名変更…「HJ重工業」に


  • 韓進重工、32年ぶりに社名変更…「HJ重工業」に

韓進重工業(Hanjin Heavy Industries)は32年ぶりに「HJ重工業」に会社名を変更し、新しい出発線に立った。

韓進重工業は22日、ソウル市龍山区南営洞の社屋で臨時株主総会を開き、HJ重工業に社名を変更する定款変更案件を議決した。この日、HJ重工業に社名を変えた韓進重工業は建設と造船を両軸に、総合重工業企業としての位相を再確立する一方で、新成長動力を積極的に発掘するという目標を明らかにした。

韓進重工業は去る9月に東部建設コンソーシアムに買収されて以来、総合重工業企業としての再飛躍とグローバルなブランドイメージ構築を目標に社名変更を推進した。新しい社名であるHJ重工業の「HJ」は韓進重工業の正統性を受け継ぐと同時に、総合重工業企業への新しい出発を意味する。 HJ重工業は「顧客とともに80年を超えて100年に向けた再跳躍を開始し、最高の満足をプレゼントする企業になるという意味」だとし、「HJは『The Highest Journey(偉大な旅)』の略」だと説明した。

新しいCI(企業アイデンティティ)もこの日に公開された。新しいCIデザインは太極旗の乾坤坎離のうちで「離卦」をモチーフにした。 HJ重工業は「韓国を代表する重工業企業になるという意志」だと明らかにした。

韓進重工業の社名変更は、1989年に韓進グループが大韓造船公社を買収して以来の32年ぶりだ。韓進重工業は2007年、フィリピンのスービックに影島造船所の面積の10倍を超える造船所を建設して造船業界の注目を受けたが、不況による経営難で2016年から債権団の管理を受けた。今年9月に東部建設コンソーシアムが作った有限会社のエコプライムマリンパシフィックが株式66.85%を買収し、所有者が変わった。

新しい経営陣の発足とともに、HJ重工業は早期経営の正常化と新成長動力の発掘に集中している。去る9月以降、韓進重工業は建設部門で国立仁川海洋博物館と首都圏整備事業を受注し、造船部門ではハイブリッド国家漁業指導船などコンテナ船で受注成果を出した。

HJ重工業のホン・ムンギ代表は社名変更について「国家経済と地域社会、株主の期待に報いるように全力を尽くす」と語った。
  • 毎日経済 | ムン・グァンミン記者
  • 入力 2021-12-22 19:32:14




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