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数字経済 > 統計 > サムスン電子スマホ「ギャラクシーS22」、6週間で100万台販売 歴代3位
サムスン電子のプレミアムスマートフォンであるギャラクシーS22シリーズが発売から6週間で韓国国内での販売台数が100万台を超える見通しだ。韓国のスマートフォン市場の需要急減傾向を考慮すれば善戦したという評価だ。しかし、記録的な事前販売量に比べれば、いわゆる「ゲーム最適化サービス(GOS)」イシューをはじめとする悪材料にぶつかり、やや底力が足りなかったという指摘も出ている。
サムスン電子は6日「ギャラクシーS22シリーズの国内販売実績を暫定集計した結果、今月初めに90万台を超えたのに続き正式発売43日目の8日には100万台を突破することが確実視される」と発表した。これは前作のギャラクシーS21(57日)より約2週間早い記録だ。サムスン電子の関係者は「今年第1四半期の国内スマートフォン市場の需要が約350万台で昨年同期(400万台)に比べて10%以上逆成長したものと推定されるが、ギャラクシーS22シリーズは順調に進んでいる」と説明した。
ただ、歴代ギャラクシーSシリーズの中で最高水準を記録した事前販売の興行を考慮すれば、やや残念な成績だという声が出ている。サムスン電子は今年2月末に8日間行われたギャラクシーS22シリーズの事前販売で約102万台を売り、歴代ギャラクシーSシリーズの中で最も高い数値を記録したと発表した。しかし、ギャラクシーS22の国内100万台販売達成は、かえってギャラクシーS8(37日)やS2(40日)より遅れ、歴代3位にとどまることになった。事前販売後に伸び悩んでいる売れ行きには最上位モデルのギャラクシーS22ウルトラの「ゲーム性能最適化強制」イシューが影響したものと解釈される。
一方、サムスン電子の関係者は「ギャラクシーS22シリーズの世界販売が前作より20%以上増えたものと集計された」とし「韓国をはじめ大半の地域で販売が伸びており一部地域では70%台の伸び率を記録している」と伝えた。