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サムスン電子の半導体部門、インテルの売上を再び上回る


米国半導体企業のインテルが昨年に続き今年第1四半期もサムスン電子の半導体部門の実績を超えられなかった。

28日(現地時間)、インテルは今年第1四半期の売上が185億5000万ドル(22兆2163億ウォン)で前年同期比7%程度減少したと発表した。純利益は81億1300万ドル(約9兆8224億ウォン)、営業利益は43億4100万ドル(約5兆2556億ウォン)をそれぞれ記録した。

サムスン電子は半導体を担当するDS(デバイスソリューション)部門の第1四半期の売上が26兆8700億ウォンだと公示した。これでサムスン電子は昨年の年間売上に続き今年第1四半期もインテルをリードすることになった。サムスン電子は昨年、インテルを抜いて3年ぶりに世界半導体市場の売上1位を奪還した。このような格差が続けばサムスン電子が今年も世界半導体企業の中でトップの座を維持するものと予想される。

インテルが不振な成績表を出した理由は第1四半期の消費者用・教育用パソコンとノート型パソコンの出荷量が減少したためと解釈される。インテルの事業部の中で最も大きな比重を占める部門がまさにパソコン用半導体を担当するクライアントコンピューティンググループ(CCG)だ。CCGの売上高は93億ドルで前年同期比13%減少した。これは市場展望値である94億2000万ドルを下回る数値だ。市場調査会社のガートナーは、今年第1四半期のPパソコンの出荷量が昨年第1四半期より6.8%減少したと明らかにした。アップルがインテルプロセッサーの代わりに自社チップであるM1を搭載したことも売り上げが減少した原因と見られる。一方、データセンターと人工知能の半導体を担当するDCAI事業部の売上高は1年前より22%増加した60億ドルを記録した。

一方、インテルのパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は半導体不足が2024年まで続くものと展望した。ゲルシンガー氏は「生産装備が不足し半導体業界が予想した速度ほど供給量を増やせずにいる」と伝えた。
  • 毎日経済 | チョン・ユジョン記者
  • 入力 2022-04-29 17:52:28




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