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カカオ、20四半期ぶりに売上が後退


カカオの四半期の売上が5年ぶりに後退した。2017年第1四半期の4400億ウォンを皮切りに昨年第4四半期の1兆7800億ウォンまで19四半期連続で売上が増えていたが、今年第1四半期は約1兆6500億ウォンに落ち込んだ。カカオが核心事業であるカカオトークから変化させ新成長動力を作ると明らかにしたのも、このような背景からだ。

4日、カカオは今年第1四半期の実績発表カンファレンスコールを通じて売上が前期比8%減少した1兆6517億ウォンを記録したと明らかにした。営業利益は1587億ウォンで前四半期比49%、前年同期比1%増加した。

20四半期ぶりに売上げが減少したのに続き営業利益率も二桁を超えるのに失敗した。先立ってカカオは2020年第1四半期から昨年第2四半期まで10%以上の営業利益率を記録したが、昨年第3四半期9.7%、第4四半期6.0%に下がったのに続き、今年第1四半期も9.6%にとどまった。国内外の代表情報技術(IT)プラットフォーム企業が15~25%に達する営業利益率を示したのとは対照的だ。第1四半期の事業部門別売上増減率を見ると、プラットフォーム部門が前四半期比マイナス12%、コンテンツ部門はマイナス2%を記録した。カカオのナムグン・フン代表は「カカオトークのサービス改編とグローバル拡張の可能性が見え始めたら企業価値の回復が可能だと信じる」と明らかにした。カカオのペ・ジェヒョン首席副社長は「第1四半期は季節的オフシーズンの影響だけでなく金利引き上げと戦争長期化をはじめとする市場不確実性の拡大で広告景気が多少萎縮した時期だった」として「現在、カカオの全般的な事業本来の競争力は持続的に強化されているため年間全体では強固な成長を継続できるだろう」と説明した。

特にカカオは代表事業であるカカオトークの変化と共にコマース事業の取引額10兆ウォンの達成、ウェブトゥーン事業ピッコマのフランスをはじめとする欧州市場進出、カカオモビリティの海外進出と外国人訪問客攻略で成長の帆を上げるという戦略を発表した。

まず、カカオトークは単純なリアルタイムコミュニケーションを中心にプロフィール設定体系を変更し社会関係網サービス(SNS)形態に進化させ知人との疎通が中心である現体系からオープンチャットルームを活性化し非知人とも疎通できるインタラクションサービスを追求する計画だ。カカオトークが進化に成功した場合、これに伴い派生するコマースと広告事業もシナジー効果が生じ取引額10兆ウォンという目標を達成できると予想している。

カカオはピッコマとカカオモビリティを通じて今年をグローバル攻略の元年とし、コンテンツ事業はウェブ小説・ウェブトゥーン・映像・ミュージックなどで知識財産権(IP)を多様化するバリューチェーン(価値連鎖)を構成する方針だ。

ペ副社長は「ピッコマは既存のアプリ漫画市場の成果を基盤に日本でウェブ基盤漫画市場を攻略する計画であり、3月にはピッコマフランスもローンチングした」として「第2四半期から積極的にマーケティング戦略を展開しコンテンツ需給を拡大しフランス市場でデジタル漫画の消費経験を作っていく計画」と伝えた。彼は続けて「カカオエンターテインメントが構築したコンテンツ力量と膨大なIPライブラリーを積極的に活用しグローバルIPパワーハウスの地位を強固にしていく」と明らかにした。

カカオモビリティは今年、カカオTアプリ1つで120か国余りで現地移動サービスを利用できるようにし外国人訪問客のために主要グローバルモビリティ企業の海外支援サービスを連携するソリューションも作る見通しだ。
  • 毎日経済 | チン・ヨンテ記者/オ・デソク記者
  • 入力 2022-05-04 17:28:08