トップ > 数字経済 > 企業 > サムスン電子、高速インターフェース内蔵コントローラチップを開発

サムスン電子、高速インターフェース内蔵コントローラチップを開発


  • サムスン電子、高速インターフェース内蔵コントローラチップを開発
  • 左からファン・サンユン、チェ・グァンヒ、ソン・ホビン首席研究員、チェ・ジョンミョン責任研究員



サムスン電子で開発したデータセンター向けSSDコントローラーチップが24週目の「IR52蒋英實(チャン・ヨンシル)賞」を受賞した。大量のデータが同時にアクセスするデータセンターの効率を高めることができる製品で独自開発した「PCIe Gen4ホストインターフェース」が搭載され既存のサムスン電子の製品対比伝送速度を2倍以上向上した。

「PCIe Gen4ホストインターフェース」は、近年最も活発に活用されている高速データ転送規格である。通常USBを使用して携帯電話とPCを連結するようにPCIe規格はCPUチップと外部装置を連結するのに使われる。サムスン電子のソン・ホビン首席研究員は「規格に合う製品を国内で初めて開発したということに意味がある」と明らかにした。

最近、人工知能(AI)やビッグデータなどの技術が急激に発展しデータ使用量は爆発的に増加する傾向だ。これに伴い、データセンター市場も持続的に成長しており、この中でも最も急速に成長する市場がデータセンターSSDだ。高効率データセンター構築のためには低電力SSDが欠かせない。SSDコントローラチップが様々な環境で安定的に動作するためには、各環境に最適化された設定が必要である。しかし、データセンターのすべての環境に対して最適化することは現実的に容易ではない。サムスン電子は難題を解決するため、ソフトウェアとハードウェアを利用した自動最適化の核心技術を開発した。

ソン首席研究員は「データセンターは会社ごとに製造する方式が全て違う。CPUと保存媒体の長さが長いこともあり短いこともあるが、この長さによってエネルギーが損失する程度が変わる」と説明した。続けて「人がいちいち最適化することは不可能だが、技術開発を通じて自動最適化システムを作った」とし「海外製品と比較して伝送速度は同じだが、より少ないエネルギーを使うという長所がある」と付け加えた。

成果も明確に現れている。2021年に初めて発売され今年の売上高は2800億ウォン水準に達するものと予想される。2024年までの総売上高は約1兆3000億ウォンと見込まれる。

■主催:科学技術情報通信部

■主管:毎日経済新聞社韓国産業技術振興協会
  • 毎日経済 | チョン・ヒヨン記者
  • 入力 2022-06-20 17:08:28