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半導体製造装置の世界4大メーカーが韓国・京畿道に研究所 AMATがMOU締結


半導体製造装置世界1位の企業である米国アプライドマテリアルズ(AMAT)が韓国の京畿道(キョンギド)に次世代半導体メモリ研究開発センターを建設する。

すでに京畿道は半導体製造装置の世界2~4位企業であるオランダASML、米国ラムリサーチ、日本東京エレクトロンのR&Dを誘致しており、グローバル「ビッグ4」が全て韓国にR&D拠点を置くことになった。

これら「ビッグ4」は世界の半導体メモリをリードするサムスン電子、SKハイニックスと製品研究開発段階から協業を加速化させるものとみられる。

金東兗(キム・ドンヨン)京畿道知事と産業通商資源部の安徳根(アン・ドクグン)通商交渉本部長、マーク・リュウ(Dr. Mark Liu)AMATコリア代表は6日、ソウル新羅ホテルで次世代先端半導体製造装置研究開発センター投資のための了解覚書(MOU)を締結した。

投資規模と時期、センターが入る地域は今後公開することにした。

京畿道は「アプライドマテリアルズが研究開発センターを京畿道に設立するという事実は確定したが、位置は現在まで確定していない状態」と明らかにした。

AMATはサムスン電子の平沢(ピョンテク)工場などと龍仁(ヨンイン)にあるSK半導体クラスターを簡単に行き来できる地域に研究開発センターを設立することを希望したと伝えられた。

金東兗京畿道知事は「全世界のDRAM半導体メモリ市場の70%以上を占める水原(スウォン)、龍仁、利川(イチョン)、平沢をつなぐ京畿道半導体ベルトは世界最高の半導体生産基地」とし「今回の投資が半導体グローバルサプライチェーンを完成させ先端半導体の技術開発で革新の風を起こし、国内顧客企業の競争力確保に大きく寄与するものと期待する」と話した。

同日の投資協約は、産業通商資源部が外国人投資家を対象に進めるグローバル投資サミット(GIS)行事の一つとして行われた。

京畿道は7日、非メモリー新素材開発分野のグローバル企業である米国オンセミ(On Semi)と次世代電力半導体研究所設立のための投資協約を締結する。投資規模は1兆4000億ウォン、500人の雇用創出が予想される。
  • 毎日経済 | チ・ホング記者
  • 入力 2022-07-06 14:36:10




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