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数字経済 > 企業 > 韓国モバイルゲーム「オーディン」制作のライオンハート、年内コスダック上場
カカオゲームズ
モバイルゲーム『オーディン:ヴァルハラライジング』(Odin: Valhalla Rising)の制作会社ライオンハートスタジオ(Lionheart Studio)が年内のコスダック上場を準備している。1年間の営業利益だけで2000億ウォン(約200億円)を超える優良企業で、今年最大規模のコスダック上場に挙げられる。
7日、投資銀行(IB)業界によると、ライオンハートは今月中に韓国取引所コスダック市場本部に上場予備審査を請求する方針だ。内部的には年内に上場作業を終えることが目標だ。
ライオンハートは多重接続役割遂行ゲーム(MMORPG)『オーディン:ヴァルハラライジング』の制作会社として名前を知らせた。オーディンの知識財産権(IP)を保有しているおかげで、優れた現金創出力を見せてきた。ライオンハートはカカオゲームズの関連会社だ。カカオゲームズは2018年に50億ウォンを投資しライオンハートの株式8%を確保した。2020年と2021年に相次いで株式を追加で取得し、持株比率を50%以上に高めた。
ライオンハートは企業公開(IPO)と共にオーディンのグローバル拡張に乗り出す計画だ。一つのIPに依存する収益モデルから脱するためだ。一部の資金は開発チームの補充と新技術投資などにも使われる予定だ。
IB業界で取り上げられているライオンハートの予想企業価値は7兆~8兆ウォンに達する。営業利益率が90%に達するほど収益性が高いためだ。前年度、ライオンハートの売上高は2325億ウォン、営業利益は2153億ウォンだった。