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現代自動車 販売台数減少するも営業利益58%増加


現代自動車は21日、今年の第2四半期(4月~6月)に売上高35兆9999億ウォン、営業利益2兆9798億ウォンをそれぞれ記録したと発表した。売上高は前年同期より18.7%、営業利益は58%も増えた。

昨年から続いている車両用半導体不足により販売台数は減少したが、売上高はかえって増加した。今年第2四半期の全体販売台数は97万6350台で、前年同期比5.3%減少した。

しかし、収益性の高いSUVと高級ブランドであるジェネシスが業績を牽引した。実際に今年第2四半期の全体販売台数のうちSUVが占める割合は52.4%に達し、前年同期(47.3%)より5.1%上昇した。

需要はあるものの供給量が追いつかない現象が起きて海外市場のインセンティブ費用も減少した。

為替効果も大きかった。売上高で2兆1540億ウォン、営業利益で6410億ウォンが為替による効果と分析された。

北米・欧州・インド市場での善戦も目立った。現代自動車は今年第2四半期の卸売基準で北米で前年より6.6%増の24万1000台、欧州では2.9%増の15万1000台をそれぞれ販売した。インドでの販売台数も同様に同期間17.7%増の13万6000台と集計された。

現代自動車は半導体不足が次第に解消されるものと期待しながらも、下半期の経営環境は厳しくなると予想した。現代自動車のク・ジャヨンIR担当専務は「今年の全世界の自動車需要を年初には8000万台以上と予想したが、7000万台後半へと調整が避けられない」と伝えた。
  • 毎日経済 | イ・セハ記者
  • 入力 2022-07-21 17:23:37




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